November 27, 2007

想定している読者が違う@ウェブ時代を行くと進化論

梅田望夫さんの新書新刊「ウェブ時代を行く」をチラっと立ち読みして来た、感じたのは前著「ウェブ進化論」とは対象とする読者が違うということだ、「ウェブ進化論」はあっしのようなオジさん世代のために、今のネットの世界はこうなってますよという指南書だった、ウェブを生業とするヴェンチャー企業の若手経営者とか、サイバーゼネコン^^の営業などからプレゼン・提案を受ける際に、これだけは知っておいてくださいと書いてあった。

今度の「ウェブ時代を行く」の対象とする読者は、今梅田さんが多くの時間を割いているという、ウェブを生業とする企業に勤める若手だ、ギーグとかナード<(__)>と呼ばれる技術者、そして営業とマーケティング担当者になる、彼らにこういう生き方をしなさいと書いてあると感じた、ということで既におじさんのあっしは、グリーンスパンさんの著書の下巻を理解するのに四苦八苦しておりまだ読んでいないが、それがひと段落してから読もうと思う。

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June 29, 2006

梅田さんも口が重いな@YOUTUBE

梅田さんがYOUTUBEについて語り始めた(1)どうやって金儲けをするの?(2)著作権問題にどう対処するの?という二つの挑戦があると書かれている、おっしゃるとおりだ、ただ梅田さんはご自身が出演されたテレ東WBSの番組がYOUTUBEに投稿され、見逃した友人たちに紹介するのに恐ろしく便利だったと書かれているが、ボクがチェックした限りそのことをブログに書かれた記憶はない、そして話題性の大きいミドルテールくらいの映像は、アップされてもトラブル回避を意識して、存在期間は比較的短いのだろうと書かれている、う~ンなんか他人事だ...

今日の記事のタイトルは「YOUTUBEについて(1)」だから(2)で書かれるかもしれないが梅田さんご自身の提言が書かれていない、そしてなんか梅田さんの口が重いような気がするのは気のせいだろうか?ボクも「仇花で終わるのかYOUTUBE?」などと書いたが、梅田さんがどう書くか迷うと書かれているように、彼を以ってしてもYOUTUBEのビジネスの持って行き方が難しいのかもしれない、しかし今日「たかじん」で検索したら昨日投稿された今週放映分を除きすべて削除されていた、YOUTUBEうんぬんはさておき放送局はユーザーのコンテンツをみたいというニーズにどう応えるのか早急に回答すべきである

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June 26, 2006

映像サービス進化^^論(通信回線とコンテンツ)

ソフトバンク、光新サービスで巻き返し…実証実験とのこと、ADSLは電話局から家まで敷設してあるメタル回線を使うサービス、FTTHは家の中まで光回線を引くサービス、でソフトバンクのFTTRてえのは家の近くまでは光回線を使い、そこから自宅まで従来のメタル回線を使うサービスとのことです、へえそういう方法があるんだ、電話局から遠い場所だとか、中古の賃貸マンションで屋内回線がメタルの場合に使えそうですネ、どうなんでしょう?

古川さんが最新の圧縮技術を使うと帯域が3~8Mbpsでもハイビジョン動画ががみられると言っていました、今自宅まわりの毛細血管よりも幹線...つまり大動脈がGAYOとかYahooビデオの動画コンテツで動脈硬化を起こしているとききました、ゴチャゴチャ言わないで最新の圧縮技術を使って帯域を有効利用した方がエエと思います、そんなコトしているうちにアメリカのYOUTUBEとかグーグルビデオ...そして彼らと組んだ米メディアに日本市場を席捲されるんじゃないでしょうか?

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March 20, 2006

ギーグとスーツとエシュタブリメント

「ウェブ進化論」を書いた梅田さん日経ビジネスEXPRESS Xの対談で、あちら側の人間はギーグとスーツにわかれると言っていた、グーグルの社内でギーグは中国政府におもねるなといい、スーツは中国でビジネスをするには検閲受け入れも仕方がないと言って喧嘩になっているみたい、まあこの人はわかりやすい表現を使います罠、ギーグとスーツとエシュタブリメント...まあボクは一応スーツ組に入るわけだけど、正直あと10年遅く生まれて来たかったという感じはする

何そんなこと言ってると宮内さんみたいに貧乏くじを引くって?あそっか、でもまああんな能力ないから貧乏くじの引き方が違うよ、その世界に入れなくて今頃おこもさんをしているんじゃないのかな、右や左の旦那様ぁとか言って...でもこのゲームの行く末を決めるのは、下は女子中高生から上は引退した団塊世代くらいまでの、ギーグでもスーツでもましてやエシュタブリメントでもないユーザーの動向なんだよな、それも先進国だけではなくBOP、つまり「ネクストマーケット」の膨大な数の人たちだと思う

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March 10, 2006

ネット企業次の25社(マッシュアップとは?)

「ウェブ進化論」を書かれた梅田望夫さんのブログをみていたら「The Next Net 25」という記事がありました、ネット企業次の25社ということですネ、元ネタはCNNマネーの「The Next Net 25」という記事です、少々分類が乱暴だなという気もしますが、現在その分野のトップ企業1社とそれに挑む会社を概ね5社づつ挙げています、ここに出て来るマッシュアップとかフードの下なんていう言葉がチンプンカンプンだと思われるでしょう

マッシュアップについてはpalさんの「マッシュアップ戦略でヤバイのはどっちだ?」という記事を読むと、あっしのようなオヂさん^^でもわかりますのでご一読をお奨めします、彼の言葉を借りると「噛み砕いていうと、マッシュアップというのは「複数のソースから提供される部品を組み合わせ、ひとつのサービスとして利用することを可能にする」事。」です

(2006年3月10日加筆修正)

《追記》
米グーグル、無料ネットワープロ企業を買収とのこと、グーグルが買収したネット上の無料ワープロサービス「Writely(ライトリー)」を運営するアップスタートルは、ネット企業次の25社のうちのひとつです、やっぱり狙ってきましたネ

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February 23, 2006

革命よりも進化の方が社会への影響が大きいのでは...

インターネット革命は1993年にマーク・アンドリーセンがモザイクを公開してから始まりました、でもそれから数年間はネットで社会が変化してきたという兆しはあっても、大きく社会を変えるまでには至らなかったと思います、ネットで社会が大きく変わってきたのは革命後10年を過ぎたここ数年ではないでしょうか、それまではインターネットの基盤技術でもあるコンピュータ技術の発展が起こす社会的影響の方が大きかったでしょう、そのひとつの完成形がパソコン、ゲーム機、デジカメそして携帯電話などであったと思います

グーグルが登場してインターネットがWeb2.0になったと言われています、異なるサービスやデータを統合してひとつのアプリケーションを構築する、マッシュアップが今のキーワードなのだとか、いずれにしてもこれらは決して不連続な革命ではありません、むしろ連続的な進化と言えるのでしょう、インターネット革命が社会を、そして時代を変えるのはこれからです、そんなこんなでボクは革命よりも進化の方が社会への影響が大きいのではと思うわけです、如何でしょうか?チト文章がまとまらなかったな...まいっか、もう眠いし寝ますw

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February 15, 2006

ウェブ進化論の存在意義について

「ウェブ進化論で説明できないモノはあるのか」という記事に、「ウェブ進化論」という本の存在意義についてわかっておられないと思われるギーグ(?)さんからコメントをいただき、回答しました、ここに新しく記事を立てて転記しておきます<(__)>

尚、ボクはギーグさんもこの本を読んでおく必要があると感じています、それは梅田さんがエシュタブリメントと呼ぶおっさん方に、新しいウェブとはこういうもんですと話したことを知っておく重要性があるからです、そして優秀なギーグ由緒正しいギーグであればあるほど梅田さんの間違いを認識し、おっさん^^にそのことを指摘しながら自説を説く必要があります

《あっしの回答↓》

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February 14, 2006

ウェブ進化論で説明できないモノはあるのか

昨日R30さんの書評「ウェブ進化論―本当の大変化はこれから始まる」・下という記事を読んだ、いつもは「なるほどねぇこういう視点もあるんだぁ」と目から鱗なのだが、昨日は何か腑に落ちなかった、彼はグーグルがオーガナイズできないものとして、「絵(画像・映像)で見なきゃ分からない、面白くない」、「言葉で説明しきれない、フィーリングがある」、「情報提供元が一極に集中しており、しかも彼らがメディアチャネルごとの情報の出し方を強くコントロールしている(したがっている)」の3つを挙げていた

確かに絵はテキストではないからグーグルが絵そのものを直接オーガナイズできないというのはヨ~ワカル、でもグーグルがオーガナイズするのはテキスト本文だけではない、どこからどれだけのリンクが集まっているのかというのもオーガナイズするための重要な情報である、確かに絵のような暗黙知そのものはオーガナイズできないが、その暗黙知を形式知化した文章はグーグルが得意とする分野である

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February 11, 2006

あっち側^^のAPIの最先端の使い方をまとめますた

弾さんが技評SE新書について「双方とも読んだのだが、「おめでとう」より「大丈夫?」という感想が先に出て来てしまった」と言っておられる、なんかおっしゃるとおりだね、日本でGEEKと言われている人たちが書いたブログを、サクサクとITに詳しい編集者がまとめても、面白い本ができるような希ガス、あっち側^^のAPIの最先端の使い方をメモ的にまとめますたとかネ、ドウデスカ?

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February 10, 2006

ウェブ進化論について(IT関連で久しぶりの名著)

梅田望夫さんの「ウェブ進化論」を途中まで読んでいますが、この本は是非読まれた方がいいですね、IT関連の本で久しぶりの名著ではないかと思うわけです、読んでいて自分の疑問が解けて行く本なんて滅多にないです、ボクのような者が書評をクダクダ言うのは憚られます、三木谷さんがこの本を読んだら目から鱗じゃないですかw

それと、孫さんとか西さんをIT第一世代、三木谷さんとか堀江さんをIT第二世代と呼び、今はてなの伊藤直也さんに代表される20代の方たちがIT第三世代と言われているようです、でITをわかっているのは第一世代と第三世代で、第二世代の連中は失礼だけどITをわかっていないんじゃないかと思うワケです、少なくとも三木谷さんはわかっていないような気がします

《追記2》
今(2月11日午前0時45分)読了しました、後半梅田さんの筆が逡巡しているように感じました、それは若者を支えるはずのおっさんたちにどのように説明しようか悩んでいるように見えます、おっさんとは1955年近辺生まれの孫さんのようなビル・ゲイツ世代はもちろん、1975年より前に生まれた三木谷さんたちの世代を既に含むという、あまりにも残酷な状況を説明し難いとすら言っているように思えます

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