銀座百貨店生き残り作戦の成否:松屋&松坂屋
今テレ東ガイアの夜明けでイタリアミラノ近郊の生地メーカーで、末端価格30万円のスーツ生地を購入、大阪の裁断業者とスーツ仕立て職人にお願いして、何と4万7500円のスーツを提供するという話しをしていた、銀座松屋百貨店紳士服売場の生き残り作戦だが、最後の儲け度外視が間違っている。
これでは長く続かない、ユーザーは今後常に4万7500円で提供されることを期待してしまう、何で5万5千円で提供しないのだ、これでも十分に安い!そして300着分でなく10倍の3千着の生地の購入を約束すればさらに安く出来る、それを知って最初の価格を抑えたというのであればなるほどと思う。
前半は銀座松坂屋のファストファッションとの連携を模索だった、もう1回行って見ようと思う、ボクが行った4月30日では番組が言うように、松坂屋に客が流れていなかったからだ、名古屋の丸栄が109を2、3階に誘致し、4階より上の百貨店壊滅という失策を犯しているが、それは一応回避している。
《追記@2010.05.19》
「中国黒洞が世界をのみ込む」という本で、著者の沈さんは広州ホンダの例を取り上げ、中国人が欧米の型落ちではなく、最新鋭のクルマを提供してくれたホンダに感謝したと書いてあった、ただ日本のクルマをそのまま持って行くのでは、中国では高過ぎて売れない、そこで飾り付けを削いでいったわけだ。
この手法はクルマだけに限らない、衣料品でもそうであろう、昨日のテレ東ガイアの夜明けでは、銀座松屋の紳士服バイヤーが、単身イタリアミラノの郊外まで出掛けて生地を仕入れていた、中間流通という飾り付けを削いだわけだ、そうなれば飾り付け側もその存在意義を主張せねばならない、面白い闘いだ。
伝票を右から左に流してカネが入って来る時代ではない、ネットに代表されるITC技術はその部分の飾り付けを削ぐ技術である、中小メーカーとか職人を虐めるコスト削減は未来を見ていない、対開発途上国もそうだがフェアトレードが重要であろう、最新技術を育てて飾り付けを徹底的に排除するのだ。
iPadに電子雑誌55誌を配信 電通などhttp://bit.ly/d2GXKW、出て来ましたネ、問題はまず価格、半額ならヨイね、日経のような同一価格は×、次に動画、スライドショーなど映像と写真のコラボ、そして当然双方向性でしょう、そこにどうやって広告を埋め込むのかになりますね。
hoshibay あれは1週間限りのキャンペーン価格で今は違う RT @noboru_kisaragi: @hoshibay @sasakitoshinao 紙=1100円+消費税 対 電子=110円+?と10倍の価格差というのは差があり過ぎと思いますが、その価格設定の真意は? > 電子書籍の衝撃
干場さん(@hoshibay)有難うございます。「フリー」、五木寛之さんの「親鸞」など書籍のWebでの期間限定無料閲覧、どうやってその存在を人に知らしめるのか、広告のあり方の劇的な変化を感じます、そして我々個人の側のキャンペーンに気が付くか気が付かないの差も大きいようですネ。
法人税率の引き下げで税収は増える(@JBpress => http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/3514)は池田信夫さん(@ikedanob)が書いたコラムだけど、表題と裏腹に何故法人税率の引き下げで税収は増えるかという論拠には乏しい、残念。
@kazuchida 堀さん(@YoshitoHori)曰く「Yes! Nightは、全て公開です。(僕は若干抵抗ありますが)」、公開にすべき議論とそうではない議論があるということと理解します、決定は密室不可ですが、その過程の激烈なやりとりをいちいち公開したら何も決まらない。
kazuchida ショーは見せるのが目的ですが、議論は結論を出すのが目的。そのためにはどちらが良いかは場合によるというのが私の考えです。RT @noboru_kisaragi: 公開にすべき議論とそうではない議論があるということと理解します、決定は密室不可ですが、その過程の激烈なやりとりをいちいち
kazuyo_k USTREAMをHDV放送するため機材はこんな感じです http://bit.ly/9SEDCe
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