歌舞伎座さよなら公演と京都花街の踊り三連発
東京東銀座歌舞伎座のさよなら公演に行くhttp://bit.ly/bBHdMT、現歌舞伎座がいよいよあと5日で終焉を迎え建て替えられます、午後3時の第二部開演にあわせて東銀座の駅を上がると、劇場前は平日とは思えぬ大混雑でした、終演後の帰り際に今観た劇場内部はもう観れないと思った。
★東京東銀座歌舞伎座のさよなら公演に行く
★京都の花街上七軒:北野をどりと夕暮れ時
★京都の花街祇園甲部:都をどりと路地裏散策
★京都の花街宮川町:京おどりと満開の美しい桜
★京都花街先斗町2010~美しい春の夕暮れ時
京都花街の踊り三連発、上七軒の北野をどりhttp://bit.ly/cfran9、祇園甲部の都をどりhttp://bit.ly/cvjqps、宮川町の京おどりhttp://bit.ly/9VedGzです、少人数で家族的な上七軒、最大でシステマチックな祇園、最も庶民的な宮川町です。
歌舞伎は出雲の阿国という女性が創始者で、その石碑が京都の南座(祇園の映像の冒頭)にありますが、京都花街の踊りもその流れを汲むように思えます、この三つの踊りのうちどこが最も優れているとは一概には言えませんが、大勢の観光客が押し寄せる、祇園甲部の都をどりでなくても十分に楽しめます。
歌舞伎で凄いと思うのは照明こそ電気ですが、それ以外は場内アナウンスを除き、役者の科白、長唄、三味線、鳴物などの音響が、クラシック音楽と同じくすべて生音であることです、先日北野をどり、都をどり、京おどりと京都花街の踊り三連発を決めて来ましたが、そのすべてが生音ではなかったからです。
歌舞伎座の収容人員は2千人弱ですが、京都の歌舞練場は最も大きい祇園甲部でも700人強と、歌舞伎座の1/3より少し大きいくらいなのにです、祇園の都をどりなどは、舞台に向って右手で演奏している三味線と長唄が、正面のスピーカーから流れて来るのです、音響システムを止めても問題ないと思う。
踊りを観るなら、ボクのお奨めは宮川町の京おどりです、土日は知りませんが、平日であれば2階の2千円の自由席はガラガラです、歌舞練場の大きさが祇園甲部700人>>上七軒=宮川町400人で、抹茶のサービスはありませんが、同じ2千円の自由席がある祇園甲部より舞台に近く遙かに観易いのです。
面白いなと思ったのは、宮川町の京おどりだけ科白があったことです、今年だけのことなのかは、昨年祇園甲部の都をどりを観ただけなのでヨウわかりません、尚茶席は祇園甲部以外は撮影禁止です、祇園以外は客が入れ替わる度に芸妓さんが点て直していました、今年祇園の点前が見れなかったのが残念です。
京都花街先斗町2010~美しい春の夕暮れ時http://bit.ly/deJue9、今まで何回か先斗町の映像を撮っていますが、コレが一番かもしれません、花街は夕暮れ時に撮るのが一番美しく、光と薄闇のコントラストが何とも言えません、路地裏は20分後の映像ですがもう暗くなっています。
《追記@2010.04.28》
歌舞伎座"大"千秋楽http://bit.ly/aKxNOK、まだ30日の閉場式昼夜公演が残っているようですが、今日で現歌舞伎座はその幕を降ろしたと言って良いでしょう、まあ千秋楽ではなくても團十郎の助六を観たかったわけですが、夜の7時45分開演では観れないのも致し方ありません。
映像ふたつhttp://bit.ly/cwMQDT、http://bit.ly/c5aOXdは昨年11月にまとめたモノです、どちらも舞台の映像は当然ありませんが、1~3階の客席と花道など歌舞伎座内部を撮らせていただきました、もう生で観ることはないというのはやはり寂しいですね。
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