上野にラファエロの絵と冬のぼたん苑を観に行く
今日は午後からボクの大好きなラファエロの絵を観に上野に行きました、JRの公園口を降りて東京都美術館まで歩く道すがら、この時期は上野の東照宮で、冬ぼたんを展示しているのではないかと寄ってみると、ちょうど開催中でしたので絵とともに、美しいぼたんを残雪と一緒に観ることが出来ました。
★雪が残る上野東照宮の冬の美しいぼたん苑を巡る(10:55)
ラファエロの絵の前に行った上野東照宮のぼたん苑ですが、春の時期よりも美しいのではないかと思うくらい、大きく美しい花の形と色彩に魅了されます、2月21日(日)までやっているそうなので、是非足を運ばれてください、苑内には紅梅が咲き始めていました、あと2ヶ月ほど経つと桜が観られるわけで、まだまだ寒いですが春はもう直ぐそこまで来ています。
レオナルドが亡くなった翌年、37歳で夭折したラファエロの「一角獣を抱く貴婦人」を観たのは、イタリアのローマにあるボルゲーゼ美術館の展覧会です、本当に凄い絵はこの1点だけで、ボクが気に入った数枚の絵...胸のサクランボが可愛いルクレツィアなどを除けば、何かフツーの宗教画の展示会という感じでした、殺人まで犯した稀代の絵師...カラヴァッジョの絵があるのですが、なんだかなあであります。
展示されていた絵は彼が殺人を犯した後に許しを乞う絵であり、その先入観で観ているせいか、聖ヨハネがどこか卑しい俗物にしか見えないのです、腑抜けた絵でカラヴァッジョ独特の輝きはどこにもありません、しかしラファエロの絵を観られただけで幸せです、特に一角獣の足のカワユサといったら堪りません、この人こそルネサンス期の本当の天才で、かのミケランジェロもレオナルドも霞む...私見ですがそう思うことがあります、現代の医学ならもっと長生きしたでしょう。
しかし今日も帰りに百貨店...上野に1軒しかない松坂屋に行って来ました、見たフロアは地下1階から3階までですが、地下1階のデパ地下は夕刻という時間帯もあり、大いに賑わっていましたが、1階の婦人装身具雑貨と化粧品売場はそこそこ入ってはいるものの、2、3階の婦人服売場はガラガラです、銀座の西武と阪急と変わりません、先日テレ東WBSで伊勢丹と大丸は売り上げ減が1%以内で済んでいるが、その提携相手の三越と松坂屋に加え高島屋は6、7%もあると言っていました、提携しても駄目な百貨店は相変わらず駄目のようです。
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