百貨店が専門店ビル(不動産屋)に負けた理由
百貨店は昔から床貸しの不動産屋と揶揄されて来た、でも考えてみればJR東日本が経営するルミネとか、三井不動産?が経営するららぽーとなどの、専門店ビルとかショッピングセンターは生粋の不動産屋である、今日は有楽町の西武百貨店でガラガラだった、トゥモローランドとユナイテッドアローズの新宿ルミネの店を見て来た、どちらも金曜日の夕刻ではあったが、お客様がそこそこ入っており、有楽町西武&阪急百貨店とか上野松坂屋(下記)のように、店員の方が多いという惨状ではなかった。
《百貨店関連の過去のエントリー》
●平日の有楽町マリオンも視て来ました
●土曜日の有楽町マリオン:閉まる西武と残る阪急
●力のあるアパレルが少なくなった@京都阪急閉店
●新宿のルミネエストと伊勢丹のサロン・デュ・ショコラ
●百貨店と日本はどうやって縮小均衡を達成するのか?
●東京ファスト・ファッションズ・ツアーを敢行!
●新宿ユニクロツアー敢行ス!&新宿の摩天楼群
●銀座松坂屋がファストファッションに売場を割譲!
●伊勢丹の吉祥寺店が閉店しても誰も困らない
●わからなければ現場に行け!@伊勢丹吉祥寺店閉店
ボクは新宿ルミネの店の方が百貨店より、価格が安いのではないかと思っていたが、どうしてどうしてH&MとかZARAの倍くらいする百貨店と同じ価格だった、まあコレだから三陽商会がネット通販をしようとするわけです、考えてみれば新宿ルミネには百貨店で主力の、売上利益が良くない某大手アパレルのショップはありません、ある意味彼らの魅力に欠けるショップが販売の邪魔をしているわけです、それと売上仕入れという百貨店独特のシステムが、足を引っ張っているナと思った次第です。
《昨日の上野の記事に書いた文章を転記》
しかし今日も帰りに百貨店...上野に1軒しかない松坂屋に行って来ました、見たフロアは地下1階から3階までですが、地下1階のデパ地下は夕刻という時間帯もあり、大いに賑わっていましたが、1階の婦人装身具雑貨と化粧品売場はそこそこ入ってはいるものの、2、3階の婦人服売場はガラガラです、銀座の西武と阪急と変わりません、先日テレ東WBSで伊勢丹と大丸は売り上げ減が1%以内で済んでいるが、その提携相手の三越と松坂屋に加え高島屋は6、7%もあると言っていました、提携しても駄目な百貨店は相変わらず駄目のようです。
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