初めてまともに観た映画の記憶@ウエストサイド物語
小学校の講堂で映画を何本か見せられたはずだがとんと記憶になく、某女子@複数にアンタたちが上映中うるさいからまともに観れなかったと、後年同窓会で吊るし上げられた、恐らく初めてまともに観た映画は、お袋と銀座の丸の内ピカデリーで観たリバイバルの「ウエストサイド物語」だと思う、後年聞くに実ハ連れて行くのはヒヤヒヤものだったらしい。
★ウエストサイド物語~マリア(02:51)、トゥナイト(03:21)
息子が映画を観ないで大声でわめき、係員に追い出されることも覚悟していたようだ、しかし映画が始まると何故か食い入るようにスクリーンを見つめて、その姿を見てホッとしたが、映画が終わった後に色んなことを聞いて来るので困ったと言っていた、そんとき聞いたのがこの映画が511日間という、初公開当時1年以上のロングランをこの丸の内ピカデリーでしていたことです。
お袋は親爺を連れ回して何回も観に行ったらしい、それでリバイバル上映時に親爺がビビッてw、うるさい息子を連れてけと言ったとか言わないとか、二人とも既に鬼籍に入っているので、何とかに口なしでありますが...まあミュージカルが大好きでね、親爺の替わりに「サウンド・オブ・ミュージック」も一緒に行きました。
ミュージカルって今考えると、ニューヨークで観たキャッツも生音じゃないから、貧乏人のためのオペラ的な色彩もあったのかもしれません、新国立劇場の主役が外国人の日本人?オペラは2万5千円くらいするけど、劇団四季のミュージカルは今9800円でしったけ?アメリカでもブロードウェイミュージカルは、メトロポリタンオペラの半額くらいの記憶があります。
マリア役のナタリー・ウッドはこの映画の20年後に、43歳の若さで撮影中?に事故死...トニー役のリチャード・ベイマーはその後まもなく失踪し、二度と映画界には戻らなかった、この映画だけがレナード・バーンスタインの音楽とともに語り継がれ、シェークスピアの演劇のように、ニューヨークのブロードウェイでも、日本の劇団四季でも半永久的に上演されるんでしょうね。
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