アバターに見る3D映画及び3Dテレビの可能性
川崎駅西口のラゾーナの中にある、109シネマズ川崎の516人収容する、スクリーン7のIMAXシアターで「アバター」、有楽町のビックカメラでサムスンの3Dテレビを観て、これは近い将来に3Dが主体になると感じました、人間の五感は視覚、聴覚、臭覚、触覚、味覚とされ、このうち映画映像で実現されているのは、稀に臭覚がありますが、基本前の二つの視覚と聴覚のみです。
●先住民族が侵略者に勝った歴史はない@アバター
★ラゾーナ川崎の109シネマズでIMAX 3Dアバター鑑賞(10:58)
●東京丸の内三菱村の本家より高級過ぎるパサージュ
聴覚音声はモノラルからステレオへと進化し、その派生系として最新のモノが、低音も織り込んだ5.1サラウンドでしょう、視覚映像は白黒からカラーそしてカラー3Dへと変化し、その派生系がシネスコとか70mm、そしてヴィスタヴィジョンなどに代表される、スクリーンの大きさと縦横比です、映像と音声を組み合わせると無音声から白黒トーキー(音声同期)へ、今から71年前の第二次世界大戦直前の、1939年に制作された「風と共に去りぬ」でカラーへ、そして今「アバター」でカラー3Dに進化したわけです。
3D映画映像の最大の弱点はメガネでしょう、特に日常生活でメガネをかけている人は少々不便なように思います、そこで問題になるのは映画でIMAX、リアル、そしてドルビーという3つの上映方式の乱立と、それに伴いメガネが違うことです、このことは3Dテレビにもいえます、まずは方式が映画とテレビを含めて、最も観易い一つの方式に統一されることです、まあメガネは軽いことが一番です、重いメガネの方式は普及しないと思います。
そして方式の更なる大変革がない限り、メガネが変わらないことが望まれます、そうすれば映画館で配布されるメガネではなく、自分のメガネ...マイメガネを使うことが出来ます、マイメガネであればそれに度を入れて、目が悪い人でもメガネの上にメガネを重ねず、一つのメガネで3D映画と3Dテレビを観ることが出来るようになります、コレって結構画期的なことだと思います、そしてそのメガネで普段の生活もOKなら凄いですよね。
少し前のテレ東BSで全チャンネル同時録画出来る、究極のテレビなるものが紹介されていました、価格は100万円を超えるそうですが、コレって枝葉末節で、ボクは価格が10万円に落ちても特に欲しいとは感じませんでした、でも3D映画のマイメガネで観れる3Dテレビは欲しいですね、それで南米イグアスの滝とかグランドキャニオンなどの3D映像を是非観たいと思います、まあそれほど「アバター」で観た3Dの遠景映像が凄かったのです。
さて写真は109シネマズ川崎で予告上映されていた、ディズニーの「アリスインワンダーランド」です、この映画もカラー3Dですが「アバター」と一緒で、予告編を観ただけですが3D効果の狙い過ぎです、もう少し自然な映像にした方がヨイと思います、まあいずれ作る側に気負いもなくなり、そういう方向になると思われます。
しかしこういうことに目ざといのがあの業界です、昨年6月の美奈子チャンの浅草ロック座ライヴの映像が、何と3Dになって発売されました、う~ンこいつらの生命力の強さには感服致しました、尚彼女は現在ロック座に出演中(2月10日まで)のようです、コレに8千円を出せる富裕者になりたいものでございます(蟻)。
《追記》
> 終わったとときには頭がクラクラしてました。←こんばんわ、行かれたのは箕面のIMAX 3Dですか?川崎のIMAX 3Dはメガネも軽く、終わってから頭がクラクラすることはありませんでした、メガネ常用者が2つ重ねてかけることがないマイメガネになれば、"我が家のシーン"も想像出来るように思います。
友人によると台湾で「アバター」を観て死んだ人がいるようです、日本でも映像がリアル過ぎて、車酔いみたいに気分が悪くなった人がいると言っていました。
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Comments
こんばんは。アバターは見ましたが作品としても良く、また3Dとしても出来のよい映画でした。しかし想像がつかないのは、いつもPCを膝に置いて見ているテレビで、かみさんとメガネをかけて見るという我が家のシーンです。
それにしても3Dは疲れます。とくにアバターは長い作品なので、終わったとときには頭がクラクラしてました。
Posted by: 大西 | January 31, 2010 10:35 PM