原宿表参道...そして銀座へ:ポイント・アバクロ・画廊
今日は嶌さんがキャスターを務める朝の経済テレビ番組で、ローリーズファームなどを展開するポイントを紹介していましたので、原宿にあるコレクトポイントを見て来ました、その後銀座に移動し新しく出来たアバクロの店と、さなえさんがブラマンクがヨイと言っていた、ロエベの隣りの画廊に行き、最後はミシュラン三ツ星フレンチレストラン、資生堂ロオジェの真っ赤なクリスマスツリーを観て来ました。
★原宿表参道...そして銀座へ:ポイント・アバクロ・画廊(10:58)
●イリュミナシオン@表参道2009.12.21
★表参道のイルミネーション(10:58)、H&Mと竹下通り(05:45)
★有馬記念2009の後に門前仲町から銀座へ(10:09)
ポイントは儲かっていると聞く彼らでも、年内からセールをやっているというのが残念でしたがとてもヨイ店でした、価格も手頃で若者たちにウケている理由がわかります、メンズとレディスでフロアを分けていないというのも面白い、番組でユニクロとまったく異なるコンセプトで...と言っていましたが、製造はほとんど中国で彼らの縫製能力が高くなっているのが実感出来ます、ヨイ店は色んな意味で結果的ではあっても似るなという感じを受けました。
その点銀座のアバクロはどうなのだろう?店は11階までと縦に長く1フロアがとても狭い、その上価格がポイントの3~4倍くらいと高い、その価値を顧客が感じてくれれば問題はないのですが...しかし店に入るのには行列が出来ていましたが、レジには残念ながら行列は出来ていません、ウリが上半身ハダカのアメリカの男のコだけでは、早晩飽きられそうな感じを受けました。
さてブラマンク、ユトリロ、ローランサン、ルノアール、ピカソそしてシャガールなどが展示されていた、ロエベの隣りにある画廊ためながです、さなえさんが言うようにヨイ絵がたくさん展示されています、ボクは値段を訊いてみました、とても直ぐに買える値段ではありませんが意外に安いです、左のユトリロの有名な絵はウン億円の上の方ですが、同じユトリロの白の時代でも多くの絵はその1/20くらいなんですね、初期と晩年はもっと安い、昨今の金融危機で価格が大きく下落しているのかもしれませんが、ブラマンク、ユトリロ、そして彼らの半分強の価格のマリー・ローランサンという3つの絵を足しても、1億円の宝くじが当たれば買えるのです。
価格の話しはこれくらいにして聞いた絵の話しをします、ブラマンクの多くの絵は農道を描いているそうです、日本では白さが目立つ絵...つまり雪の情景が入ったモノが人気ですが、実際は暗く激しいタッチの絵が多いのだそうです、そして彼にはセザンヌに似た絵を描いた時代があるのですね、ローランサンは日本ではピンクが入った明るい色調の絵が人気ですが、ヨーロッパでは暗い色調で描かれた、彼女が苦しんだ時代の絵の方が評価が高く人気もあるようです、ユトリロは白の時代の評価が最も高く、晩年の絵はアル中もあり評価が低いと聞きました、確かに絵が汚い感じがして良くないです。
最後にためながで聞いた面白い話しを...だいぶ前にヨーロッパだと思いますが、有名な贋作画家が捕まりました、彼が刑期?を終えた後、その名声^^をバックに複製画家の道を歩み始め、当初は一つの絵で50万円ほどの報酬だったそうですが、最近その報酬が2~300万円に上がっているらしい、サインはピカソとかルノアールではなく彼の名前だそうです、人間何が幸いするかわかりませんナ、正に禍福は糾える縄の如しであります。
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Comments
いやあ、お見それしました。まだ私の頭の中はバブル仕立てなのかも。
Posted by: さなえ | December 27, 2009 09:16 AM