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December 20, 2009

車窓から見る武蔵小杉駅と下北沢駅の工事風景

今回ご紹介するのは先週の鎌倉ツアーのときに撮った、車窓から見る横須賀線武蔵小杉駅と小田急線下北沢駅周辺の工事風景です、どちらも完成すると便利になりますが、いつ使えるようになるのでしょう?特に新宿駅から19分と近くなる横須賀線武蔵小杉駅に新幹線の駅も併設すれば、個人的には品川駅も新横浜駅もいらないと思います、この駅は交通の要所にあり、横浜、川崎、新宿、渋谷、品川に加え、東横線が副都心線に繋がれば池袋から先の、西武線と東武線からも一本で来れるのです。

車窓から見る武蔵小杉駅と下北沢駅の工事風景(07:16)

フロレスタンさんによると両駅ともJR東海の重要な拠点で外せないそうですが、一車両85人が乗車した大阪方面の新幹線で、品川駅で乗って来たのはタッタの4人と、その利用率は5%にも満たなかったのです、新横浜駅は16人で20%ですが武蔵小杉駅で代用出来ます、新幹線の場合1コ駅を減らすと5分短縮されるワケで、顧客視点で考えれば大きな損失ではないでしょうか?

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Comments

そもそも、鉄道会社は利便性だけで設置駅を決めているわけではありません。
新幹線に限った話ではありませんが、この手の話の問題点は一度既得化されてしまうと、あとから廃止することは非常に難しい(というか無理)ということにあります。
ゆえに停車駅の選定は非常に慎重にならざるを得ないわけです。

品川駅の乗車人員は23,800人で新横浜駅の乗車人員は29,605人(それぞれ新幹線のみ)になりますが、これはのぞみ停車駅では東京、新大阪、名古屋、京都に次いで多い数字になります。
おそらくですが、仮に品川駅と新横浜駅を廃止して武蔵小杉に新幹線が停車させても、上記の品川・新横浜利用者が東京または武蔵小杉に移るだけで、利用者視点では便利になるかも知れませんが、JR東海からすれば利益が全く変わらないのです。
(これは東北新幹線の上野駅を廃止して赤羽駅併設にしたときも同じことが言えます)

新幹線品川駅が設置された理由の一つに、品川発着便を用意して新幹線を増発するというのがありますが(現在は早朝しかありません)、これはつまり、実質新幹線東京駅の新幹線ホーム増設に等しいことなのです。
東京駅はこれ以上新幹線ホームを増設する用地がないために、品川駅に白羽の矢が向けられたのです。

先ほどの話とあわせると、新幹線品川駅を廃止するのは東京駅の新幹線ホームを削減すること、すなわち東京発着の新幹線が減ることと同義なのです(結果的にはJR東海には減益にしかなりません)。
さすがに、利用者の利便性のためだけにそこまでして武蔵小杉に停車させる価値はないでしょう。
それに、武蔵小杉は2面4線分はおろか、2面2線分の新幹線ホームを設置するスペースすらないのも大きな欠点です。

Posted by: NATI | December 21, 2009 12:47 AM

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