初冬の関西三都物語2009:京都~大阪~神戸
さて初冬の関西三都物語...京都~大阪~神戸の映像を時系列にまとめてみたいと思います、その映像と写真は続きにあります、トップの写真は今回の白眉だった京都嵯峨宝筐院の12月1日午前の紅葉です、さて首都圏というと東京23区が絶対の中心で、西の港町横浜はその衛星都市と位置付けられます、東の千葉と北のさいたま、そして西の川崎と鎌倉がその次という感じでしょうか...しかしその雰囲気は古都鎌倉以外は似通っています。
★京都嵯峨宝筐院:11/30夕刻(10:57)、12/1午前(10:57)
★京都南座歌舞伎當る寅歳吉例顔見世興行2009(06:42)
★京都桂離宮の紅葉2009:外周(07:41)、美しい庭園(10:22)
★鎮魂の光...神戸ルミナリエ2009のテーマは光の抱擁(10:57)
それに対して関西は大阪を中心に東に古都京都、西に港町神戸で三都物語が語られ、それに南の古都奈良が加わって四都物語になることもあると言えるでしょうか...特徴的なのは神戸と大阪のキタが東京に似ていますが、大阪の阿倍野、通天閣新世界そしてなんば千日前&道頓堀界隈は別世界のコテコテであり、それに古都京都と奈良が古(いにしえ)の雰囲気を漂わせており、首都圏とは違い色んな顔を見せていることです。
★裏からの方が綺麗な京都東福寺の紅葉2009(10:56)
★京都東福寺光明院の紅葉2009(07:29)
★京都嵯峨宝筐院の美しい紅葉11月30日夕刻(10:57)
★京都嵐山の紅葉2009:錦秋の夕刻~阪急(05:11)
★大阪梅田阪急2009初冬:改装中の駅と百貨店(10:41)
★夜の蝶を探しに大阪北新地を歩く@2009.11.30(10:58)
★京都嵯峨宝筐院の美しい紅葉12月1日午前(10:57)
★京都北野天神2009:広大なもみじ苑の紅葉(10:51)
★京都南座歌舞伎當る寅歳吉例顔見世興行2009(06:42)
★清水寺(10:54)、三年坂(10:37)、二年坂・石塀小路(10:43)
★京都で最も遅く美しい紅葉...下鴨神社糺の森(10:53)
★京都桂離宮の紅葉2009:外周(07:41)、美しい庭園(10:22)
★京都先斗町の夜2009年初冬@12.02午後5時20分(08:37)
★通天閣展望台から(10:57)、大阪深淵新世界巡り(10:51)
★大阪なんば千日前を歩く:花月~くいだおれ太郎(06:52)
★大阪なんば法善寺横町と夫婦善哉(06:39)
★神戸元町駅前と穴門商店街と大丸(03:52)
★神戸元町を歩く:一~四丁目(09:23)、五~六丁目(05:47)
★雨上がりの夕刻に神戸南京町を歩く(07:16)
★鎮魂の光...神戸ルミナリエ2009のテーマは光の抱擁(10:57)
京都の東福寺は早かった昨年と遅かった今年を併せて一本という感じで、まだ本当に美しい紅葉を観ていません、行くなら三連休明けの11月最終週であることは間違いありません、今回の京都の紅葉は嵯峨宝筐院を2回観たことに尽きます、行ったのが4、5日遅かったという印象ですが、来年も京都に紅葉を観に行くなら絶対にココだけは外しません。
嵐山の錦秋は美しく感じましたが、写真を良く見ると葉が落ちた木がたくさんあります、11月最終週の方がもっと綺麗だったのかなとも思いますが、紅葉は最後に真っ赤から深紅になって落ちますので、この日が一番良かったのかもしれません、嵐山から阪急電車に乗り桂で乗り換えて大阪梅田で降り、改装中の阪急百貨店を見て北新地まで歩き、店の中には入らず、淀屋橋から京都祇園へと戻り明日行く、南座顔見世のまねきを見て来ました。
高級ブランドが苦戦していますが、大阪梅田阪急メンズ館でも高級品は売れていないようです、過日新宿の伊勢丹でフェンディが中間価格帯...とは言っても15、20万円にはなりますが、今までになかった価格帯の製品を出し、売れ行きも好調と言っていました、何で売上を稼ぐのか...今まで売れていた日本市場だけではなく、アジア新興国の富裕層に加え中間層の上の方を狙った戦略が重要なのかもしれません、ただ銀座からの撤退が相次ぐとアジアのショウルームという日本の地位が危うくなりますが...
京都の紅葉を観るには朝西の嵯峨嵐山に行って、午後から京都の中心街そして東山には夕刻行くのがヨイと聞きました、嵯峨宝筐院の紅葉を初日の夕刻と2日目の午前に観て、確かに写真を撮るなら光線の具合で夕刻の嵯峨嵐山はキツイですが、人の目には夕刻の紅葉の方がむしろ美しいとも言えます、そして嵐山の錦秋は晴天の場合、朝の9時前と夕刻の4時過ぎが綺麗で、それ以外の時間帯は光って写真撮影には適さないと思いました。
北野天満宮のもみじ苑の紅葉は他とは色合いが違うように感じます、その点清水寺の紅葉は見事ではありますがフツーですw、下鴨神社糺の森の紅葉はようやく見頃になりました、三連休のときはほとんど青葉でしょう、春の桜は井の頭公園とか小金井公園など東京でも結構美しいのですが、京都で紅葉狩りをすると東京で紅葉を観に行く気になりません、今年は神宮外苑の銀杏並木が綺麗だなと思いましたが、どうしてなんでしょうね。
京都の紅葉には順番があります、三連休の頃に美しいのは東山の銀閣寺と永観堂で、12月初旬では落ちているでしょう、南東の東福寺は紅葉が早かった今年は三連休でも見頃だったかもしれませんが、フツーはそれより4、5日遅れた三連休明けです、その後に綺麗になるのが、ボクが今回行った清水寺、北野天満宮もみじ苑と京都嵯峨宝筐院になります、今年は紅葉の進行が早く残念ながらいずれも見頃の後半でした、唯一これからというのが例年なら今頃が見頃の下鴨神社糺の森です、鴨川の合流地点なので北にあっても温暖なのだと思います。
京都では先斗町と祇園甲部お茶屋街が、大混雑していた昨年の秋の三連休と比較すると酷ですが閑散としていました、先斗町は7月の祇園祭のときよりも空いていたように感じます、大阪の北新地の夜も人が出ていないようです、こういう歓楽街に人が出ないと、景気の回復とは言えませんね。
京都から阪急線に乗って大阪梅田に着き、地下鉄御堂筋線の動物公園駅で降りて地上に出ると、そこは新世界と名付けられているようですが、村田英雄さんが唄う王将阪田三吉の、昭和のボクが知らない時代を思い起こさせるような、京都の佇まいとはまったく違う世界が広がっています、それがなんば千日前から中座くいだおれ太郎、そして法善寺横丁まで繋がり、ドンキホーテの観覧車が見える道頓堀を越えると、北新地とは雰囲気が異なるミナミの飲み屋街宗右衛門町です。
大阪なんばから尼崎経由の阪神電車で、神戸の三宮まで乗り換えなしで行ける様になりました、確かに便利にはなったのですが、なんば~尼崎間が快速急行電車でも各駅停車というのはとても悩ましい、途中の駅に停まらない電車を作って欲しいものです、しかし大阪のミナミは通天閣東南の新世界に見るように、出張の度に通った^^阿倍野スキャンダルこそ消えたようですが、別のトコに似たようなモノがあるらしく東京とは別世界ですw。
神戸の元町は横浜の元町とは違いアーケード街になっていてクルマは入りません、そのぶん広く感じます、そして横浜は10分で歩けますが神戸は15分くらいかかります、横浜はメインストリートの他にもう一本仲通りという飲食店が多い通りがありますが、神戸はアーケード街一本です、横浜はファッションに特化していますが、神戸はフツーの商店街が少しお洒落になったというイメージです。
神戸南京町は京都祇園のスナックのママの話しだとおいしい店がないそうです、それでも軽く上海焼そばとビールと思ったのですが、既に5時...神戸ルミナリエに並ぶ時間となってしまいました、神戸ルミナリエはあっという間に観てしまったというのが素直な感想ですが、映像を観ると中々厳かです、光の回廊の奥にある最も大きなイルミネーションの下が、折からの雨でぬかるんでいたのが残念でした、転ぶと泥でグッショリになります。
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