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November 13, 2009

螺鈿紫檀阮咸と探幽・源氏物語図屏風@上野博物館

昨日は酉の市巡りの後に、今上陛下ご即位20周年記念ということで無料開放していた、上野の東京国立博物館平成館で皇室の名宝・2期を観て来ました、正倉院宝物の聖武天皇愛用という1300年も前の弦楽器...「螺鈿紫檀阮咸(らでんしたんのげんかん)」(左)と、狩野永徳の孫で祖父と並ぶ狩野派の巨匠と謳われる狩野探幽が、全五十四帖を屏風に描いた江戸時代初期の「源氏物語図屏風」(右)の二つが特に素晴らしかったです。

色付き始めた上野公園・国立博物館と浮世絵行燈(08:40)
地下鉄の駅から上野の東京国立博物館はメチャ遠い...
秋の夜長の上野大通り:公園~鈴本演芸場・ABAB(03:34)
狩野永徳と上村松園に出逢った上野の博物館

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永徳は徳川家康と探幽は三代家光とほぼ同じ時期に生まれていますが、永徳は残念ながら探幽誕生の12年前の1590年に、一説に豊臣秀吉からの注文が殺到したことによる過労で、47歳の若さで他界していて、家光の成長を15年ほど見守った家康と違い孫の顔を見ていません、そして探幽が満72歳で亡くなったのは1674年で、家光の死後23年経っており、家康と祖父永徳生誕からは実に130年もの月日が流れています。

さて昨日の無料拝観ですが午前9時の開場から長蛇の列で、たぶん午後の2時ごろまでは2時間待ちだったと推測します、ボクが行った午後4時も並んでいましたが、正門で50分待ちと聞き、平成館前の係員の人が持ったプラカードには40分待ちと書いてありましたが、25分くらい待って中に入ることが出来ました、滅茶混んでいましたが教科書でしか観たことがなかった聖徳太子の絵など、縦に展示されていたものは問題なく観れました。

ただやはり絵巻物・書物・小品など、眼下に横展示されているものは本当に観辛かったです、列がまったく進まないのでちょっと空いたトコから潜り込みますが、今度は後ろの人からの圧力が強く、前に進めとかいう煩い人もいて、その場になかなか止まることが出来ず、観たかった箇所を観ることが出来ません、探幽の「源氏物語図屏風」も全体は大きいですが、絵自体は小品なのでもっとゆっくりと観たいのですが、なかなかそうは参りません。

最も混んでいたのは別展示されていた上記「螺鈿紫檀阮咸(らでんしたんのげんかん)」です、強化ガラスのケースの周りに三重くらいの人垣が出来ていました、ただこの品は5時の閉館アナウンスから15分くらい経った後、もう一度観ようと部屋の扉が閉まる直前に滑り込んで入ったら、ほぼ独り占め状態で観ることが出来ました、当日の大混雑でガラス面に人の手脂が少々目立ちましたが、短時間ですがゆっくりと鑑賞出来て超ラッキーでした。

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