国が守るべきは日航という会社ではなく輸送サービス
朝の目覚ましラジオの世論調査で、日航を潰せと言っている人は60%、残せと言っている人は30%だった、残せと言っている30%の人でも無条件という人は半分くらいで、その理由は「自分の故郷へ帰る便がなくなると困る。」だった、ということで75%の人々の怒りちゅうか嫉妬&羨望の目が、日航の月々25万と聞くド高い企業年金に向けられており、放送の中で夫婦併せて月々48万円という具体的な数字が飛び出て来た、これは基礎年金(×2)+厚生年金+企業年金(25万円)という計算か...
まあいずれにしても国が守るべきは日航という会社ではない、現在日航が行っている日本の中及び世界の必要とされる地域への、旅客及び貨物の輸送サービスが滞りなく提供されることの保障であり、同社が現在発券中及び発券予定の航空券が有効であることの確認である、このことが保障されるのなら日航という会社は法的整理に入って構わない、むしろそれを進めるべきである、まっさらとなった新会社で社員の給与がどうなるのか、年金などのレガシーコストをどう扱うべきかはそこでの課題と考える。
The comments to this entry are closed.
Comments
GMと同じで、いったんチャプター・イレブンを適用するしかないでしょう。また、ナショナル・フラッグが今の時代に必要なのかという議論も必要なのだと思います。
さて、民主党は政権を奪取し、パンドラの箱をあけたら予想以上に凄い「Abyss(深淵)」がパックリと口をあけて待っていたので、仕切り直しと、本格的な処方箋を作るまでの時間稼ぎをしているように思えます。
やはり半世紀も同じ政党に国を任せてはいけないのだとつよく感じました。
余談:
自民党は音無の構えだけど、みんなの党の露出が結構目立っていますね。
Posted by: YYT | October 23, 2009 02:03 AM
いえいえ、JALは後継会社などを一切作らずに
完全に跡形無く潰してしまえば良いのです。
日本の空に航空会社はANA1社、首都圏空港は
羽田1港だけで、十分に事足りますので
成田も一緒に更地にしてしまうべきです。
定期航路の保障は、対外的な面子でしかないので
大衆は、全く必要としていません。
目的地に到達したい人は、自分で身の丈にあった
行路を探し出します。
故に赤字の航空路や空港は、何も考えずに全て
一斉廃止で良いです。
地域で失業者が増え、地域衰退などありますが
そもそもは、潰れる様な会社に就職した人間と
誘致した自治体が悪いのです。
株式投資の損失拡大で投資家の破産や、関連企業の
連鎖倒産でリーマンショック程度のJALショックも
発生しますが、投資家は自業自得ですし、関連企業は
関連したこと自体が誤りです。
死んで国民に詫びる位の誠意は見せるべきです。
ANA1社寡占化で運賃が値上がりしたとしても
JALが潰れたのですから、それで良いのです。
それが、良いのです。それが国民の望みです。
御巣鷹被害者や遺族の皆様へのせめてもの慰めにも。
Posted by: 7w | November 04, 2009 08:16 PM