ユニクロ栄えて既存アメトラブランド泣く

強面のエコノミストおばさんで知られる浜矩子さんが 、池田信夫さんのブログによると、文藝春秋１０月号の「ユニクロ栄えて国滅ぶ」というコラムで、"この過激なまでの安売り競争は、さらに一段の不況地獄の先触れではないだろうか。少し落ち着いて考えてみればいい。250円の弁当で1食すませる生活が当たり前になれば、まともな値段の弁当や食事は「高すぎる」ということになってしまう。"と叫んだらしい。

●3ケタジーンズの嵐にbyとみざわさん
●東京丸の内ブリックススクエア～銀座中央通り
★東京駅～丸の内仲通り～ブリックスクエア（10:51）

池田さんが言うように「まともな値段」などというものはない、拙者は最近ユニクロでしかポロシャツを買わないので、他社の価格を忘れてしまったが、１枚千円というのは確かに安いと思う、でも彼らの高い利益率を考えるとこの千円という価格は高いとも言えるのだ、中国とかベトナムから安く買い叩いている、フェアトレードではないという人もいるくらいだ、この価格に苦しんでいるのが、丸の内ブリックススクエアに新店舗を出した、ブルックスブラザースに代表されるアメリカントラッドのブランドだ。

人気ランキングはどうなっているんだろう？

丸の内ブリックススクエア店の店長かもしれない人が、ボクの着ているポロシャツをみてヨイ色ですねと言ってくれた、「申し訳ありませんが千円で買ったユニクロなんですよ。」と言うと、少し声のトーンが下がったように感じたが、「我々はお客様に高くてもご満足戴けるモノを提供して行かねばなりません。」と言われた。

ブルックスブラザースはグッチのデザイナーだったトム・フォードに、ブラックフリースという同社の従来品からすると２～３倍高い商品群を開発させて、間が悪いことに確かリーマンショック後くらいから発売を開始した、今年の夏には表参道ヒルズのダンヒルが退店した後にショップを造ったのだが、この商品...どうも全世界で売れ行きが怪しいようである。

モノは確かに抜群にヨイが価格が高過ぎて買う人がいないようなのだ、ウォールストリートとかシティの人に売り込もうとしたが、買える人が激減してしまったというのが実態だと思う、日本でも銀座の五～八丁目に彼らのターゲットとは異なる人が増え、ターゲットに近いと思われる三菱村に統合移転したのだが、三菱村の経済状況が気になるトコであります。

しかし丸の内三菱村の飲食店の値段は総じて高い、千円以下でランチを食べられるトコがほとんどないのだ、たまにはヨイが毎日となると月々の小遣いが僅かなオトーサンには辛ろうございまする、同村にも多いと聞く丸の内ＯＬナラヌ、丸の内派遣女子軍団はどのようなお昼をしているのか、超々気になるのであります、毎日一風堂の白丸元味７５０円とは参りませヌゆえ。

京都のおばんざいがランチなら１５００円から食べられるという、ブリックススクエア３階の「豆まる」という割烹屋さんが安いと感じたくらいだ、この店ゲイシャナイトといって一人２万３千円（１組２名の価格）のお茶屋コースがあります、芸妓一名、舞妓一名が各テーブルに約１時間同席しますと書いてあります、京都から呼ぶと３泊４日で最低一人６万円以上の旅費がかかります。

彼女たちが３日間で６ステージをこなすとすると、そのコストは一人一回当たり１万円です、なので決して高いとはいえないのかなと思います、尚店先にＭＬＢの松井稼頭央さんと並んで、昔郷ひろみさんと噂になったことがある、祇園甲部の芸妓・佳つ乃さんの花が飾ってありました、佳つ乃さんのプロデュースで彼女のお出ましもあるのかもしれません。