渋谷新商業施設:ルミネマンとオープニングセレモニー
渋谷に新しい商業施設が出来たと聞いて、その視察^^に行って参りました、丸井の向かいでタワーレコード隣りのルミネマンと、渋谷公園通りのロフトと東京山手教会の間に出来た、大手アパレルのオンワード樫山がプロデュースした、西武百貨店のインショップ...オープニングセレモニーです。
★渋谷新商業施設ルミネマンとオープニングセレモニー(09:23)
●YOUTUBEで観る東京ガールズコレクション2009春夏
ルミネマンはJRの線路沿いにはありますが、JRの駅至近以外に初めて出来たルミネで、"マン"の名の通りメンズが中心です、中には今や装飾品となったオシャレ時計を売る店とか、4千円でスウェーデン製男子の勝負^^トランクスを売る店など、名前を知りませんが結構面白いショップが入っていました。
ルミネマンを出て公園通りを上がって行くと、ロフトと東京山手教会の間に、全フロアにオープニングセレモニーが入っているビルが見えて来ます、この2002年に出来たというアメリカのセレクトショップは、3階の超高級品を売るフロアに代表されるように、富裕層御用達の高級品のみを扱っています。
よく松竹梅といってボリュームゾーンの竹で稼ぐためには、松を見せなくてはいけないと言われますが、この店にあるのは松の商品ばかりで、松の中に松竹(梅)があるという感じです、商品はシルクの29万円のワンピ、6千円の陶器のマグカップなど確かに魅力のあるものばかりですが、バブリーな動く置物も展示され、このご時勢で肝心の売上利益に繋がるのか...この店に季節外れのセールの看板が出たら終わり...そんな感じです。
百貨店の売上が8月も1割減だそうです、この店地下は内装工事中ですが、地上階は7フロア?全部使っていました、高級品は3フロアで十分じゃないかと思う、後の4フロアは松ではなく竹の商品を置いて、ボリュームゾーンで売上利益を稼ぐべきだと思った、まあお相手のオープニングセレモニーに、そういう製品をセレクトするルートがないのかもしれない、お相手はアメリカで今も元気なのだろうか?チト気になります。
さてJR山手線渋谷駅ホームに降り立つと、手塚治虫さんの代表作「鉄腕アトム」の、アメリカ進出のために新たに描かれたアトムの姿がありました、このアトムに正直ボクは違和感を覚えます、ただ元絵のアトムでは幼く、こういう絵にしないとアメリカでは売れないとか...しかしどこか中途半端な気がしてなりません。
アメリカで売るなら思い切りアメリカナイズした方が売れると思います、日本で公開するときにはそのキャラの絵を日本向けにすべて差し替える...ボクは今のアニメ技術はそこまで進んでいるのではないかと思っているのですが、まだ難しいのでしょうか?ということでスパイダーマンのようにアメリカアニメの実写版が日本でヒットしても、アメリカアニメそのものが日本に入って来ていない理由がわかったような気がしました。
宮崎駿さんのアニメがアメリカで流行らないという理由は、幼そうに見えるキャラ設定にあると言う人がいますが、そういうこともあるのかもしれないと思った次第です、そうなるとボクがストーリーが貧弱だと糾弾した、「新世紀ヱヴァンゲリヲン」のキャラ設定はアメリカでも使えるモノにしているのかなと思いました、まあポケモンは幼児向けですからあのキャラ設定でヨイわけですが...
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