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August 14, 2009

古今亭志ん朝師匠の「干物箱」

Shincho_0908_a00 え~っと地震で崩落した東名高速がまだ復旧していないようですが、世間はお盆休みでございますナ、冷夏と長雨でコメと野菜が不作と言われていますが、8月も半ばになって外はうだるような暑さ...とても外出する気になれませヌ、というわけで昨日に引き続いてYOUTUBEで落語を検索致しましたら、古今亭志ん朝師匠の「干物箱」が出て参りました。

古今亭志ん朝~干物箱1(09:49)2(09:51)3(09:30)

「干物箱」というのは大店(おおだな)の若旦那ちゅうか馬鹿旦那が、親爺の目を盗んで吉原に行くために、子分を身代わりにするという一席ですが、こういう題材...確か歌舞伎にもありますナ、どこゾのお殿様だったと思いますが、家来を身代わりに妾のトコに走るという話しです、いずれも直ぐに見付かってしまいます。

人気ランキングはどうなっているんだろう?

それにしても歌舞伎は所作があるので50歳が最盛期と思いますが、落語は還暦過ぎて円熟を増して味が出て来る...先年志ん朝師匠が60代半ばで亡くなられたのは本当に残念でした、生で観たの?イエイエこの人の寄席も確か朝から並ばないと座って観れない、まともに観るなら映像のようなホールの独演会しかありません、しかし日本武道館で独演会を開く...イヤ開けるという稀有な人だったと思います。

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