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August 24, 2009

書評:神谷秀樹・小幡績「世界経済はこう変わる」

神谷秀樹さんと小幡績さんの新書「世界経済はこう変わる」を読みました、内容は"こう変わる"というご託宣の本ではなく、"こう変わって欲しい"という二人の祈りにも似た願望の書でした、神谷さんが書かれた新書「強欲資本主義 ウォール街の自爆」にあるように、"強欲資本主義"が自爆終焉したのは事実ですが、彼らが思う本当にあるべき社会・経済・国家の形、具体的にはおカネで計れない新しい価値を持った資本主義になるのだろうか...

少なくとも"強欲資本主義"という強いヤクにどっぷり浸かって毒されてしまっているので、今巷でようやく話題が下火になってきた?S容疑者のように、その禁断症状という枠の中から抜け出るのは容易ではないというのが実態でしょう、そのためにお二人が全く効果がないと糾弾している、自分の子供たちにツケを残すだけの、国民の血税による景気刺激策の名を借りた財政出動を、世界全体で血眼になって実行しているワケです。

人気ランキングはどうなっているんだろう?

じゃあドウスルのと言われても、お二人が書かれているように、自分の頭で切り開いて行くしかないのです、強大なアメリカも含めて政府が出来ることと言えば、神谷さんの言う"強欲資本主義"に一定の箍を嵌める政策の実行しかない、日本を世界をそして天地をも創造するアイデアを募り、それを地道な試行錯誤で実行して行くより他に手はありません、皆で何とかしましょう!

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