ラグビーW杯2019年日本開催決定のようだが...
19年W杯日本開催決定!招致活動実を結ぶとのこと、10年後のラグビーW杯の日本開催が決まったようです、ラグビー日本代表は何とかそれなりの成績を上げ、野球のWBCように連覇するまでには至りませんが、W杯での決勝トーナメント進出を期待出来るサッカーとは違い、W杯で過去1勝しか出来ずで惨敗続きと聞きます、あとたったの10年で決勝トーナメント進出を期待出来るレベルになるのだろうか?
それには10年後に20~25歳となる、現在の中学生を中心にした子供たちに世界のラグビーを魅せることです、という趣旨でニュージーランドのオールブラックス対オーストラリアのワラビーズの定期戦・プレディスローカップという、ヨーロッパのファイブネーションズに優るとも劣らない、環太平洋で最高のゲームが今年の秋国立競技場で開催されるのはヨイことです。
ただ問題はそのチケット...
国立競技場2009年10月31日(土)17時半キックオフ
・プレミアムピッチシート(指定) 70,000円
・カテゴリー1(指定) 20,000円
・カテゴリー2(指定) 16,000円
・カテゴリー3(指定) 12,000円
・カテゴリー4(一般自由) 7,000円/(一般小中高) 3,000円
どこかで見たような価格設定です、そう昨年まで日本で行われていたトヨタカップトーナメントの価格にクリソツです、トヨタカップのチケットは日韓W杯以降、それ以前の倍以上に跳ね上がったんです、トヨタカップ決勝戦のカテ1・36,000円よりは安いけど、準決勝のカテ1・18,000円より高いという価格設定が問題です。
現在のサッカー>ラグビーという人気を考えたら、サッカーですらこの高価格を嫌って満席になりませんから、ラグビーで満席になるのはカテ4だけで、後はガラガラの観客2万人という感じです、これなら陸上トラックがないでの近くから迫力のあるプレーを観られる、秩父宮の方が遙かにヨイという感じですが、価格がトヨタカップの決勝戦になる悪寒がします、秩父宮開催で上記価格ならカテ3辺りのゴール前側面席から観たいと思いますが、選手が遙かに遠い国立じゃあなあ...
上記サンスポの記事によると日本はIRB(国際ラグビーボード)に、19年大会の拠出金9600万ポンド(約150億円)を払う必要があるようです、予選ラウンドと決勝トーナメントで全64試合が行われるとすれば、平均入場者数5万人として一試合観客一人が5千円の上納金をIRBに支払う計算になります、その辺りをスポンサーを募ることで埋められるのであろうか?そういうカネを埋められないからこそ、上記プレディスローカップのチケットが高額になったと危惧します。
ところで、森元首相が2016年五輪誘致に期待しているらしいです、そして何故か昨年末で新宿歌舞伎町のコマ劇場を閉めた東宝が、今年の10月を密かに待っているとか...そのココロは森さんは老朽化した現在の国立競技場を壊して、7万人収容の球技専用スタジアムを建設し2019年ラグビーW杯の主会場にする、東宝は自らカネをかけずにここに東急の持つミラノ座の敷地も含めてアリーナを造るという計画らしいです。
アリーナを東急などと自ら造る計画は、とても採算が取れないと断念した経緯があるようで、五輪誘致失敗の場合はお約束のオフィスビルと商業施設建築という、欲望の街・歌舞伎町の衰退促進プロジェクトになるようですが...まあドコにもカネを大盤振る舞い出来る方がおらず、オリンピックにかこつけて、お上という他人のふんどしで相撲を取ろうということなんですけどね。
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