太宰治
太宰治...若いころから自殺した奴の小説なんか読むものかと思っていた、でも今日「人間失格」の後ろに付いていた彼の年譜を見て気が変わった、彼が自殺する年に喀血したと書いてあったからである、結核という病気が死病でなくなったのはいつからだろう、昭和20年代後半からのようだ、太宰が亡くなった61年前の敗戦直後にはまだ死病だったことになる、彼が結核に取り付かれた後に書いたのが、代表作とされる「斜陽」であり「人間失格」だ、死に場所を求めていた彼の小説を読みたくなった。
《追記》
> 芥川龍之介←ムム、蜘蛛の糸、杜子春など読んでおるな(苦笑)、自殺を心中に替えた方がエエ鴨しれん。
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Comments
「斜陽」と「人間失格」は太宰治の、ある意味、遺書だったんですかね。
さて、
ということは、芥川龍之介は読んでいないということですね。
Posted by: YYT | June 21, 2009 02:02 AM