NHKスペシャル:シリーズJAPANデビューについて
NHKスペシャル:シリーズJAPANデビューについて一言、この評判が悪いと聞く第一回「アジアの一等国」は視ていませんが、第三回の「通商国家の挫折」を視ました、ここで思うことは一つナチスドイツと組んだことがやはり最悪の選択であった、二つ戦争に勝たねばならぬと考え過ぎ、日本に有利な和平条約を結ぶという、最も大事な戦略の実行を怠った、三つ60年前までは戦争=絶対悪ではなかったと言うことです。
もちろんいつの時代でもやってはいけないことはたくさんあります、その大きな一つが作家・森村誠一氏さんが書いた、石井中将率いる731部隊の悪行でしょう、徳川家康が最晩年に何をやったか...結果260年の長きに渡る平和な時代になりますが、その実態はただひたすら一族の安寧を願い、その邪魔となる豊臣家を滅ぼすという執念で動きました、ある意味とても小さな男ですが、当時は戦争を仕掛けて相手を殲滅しないと、自分の一族が消える時代であったと言えます。
考えてみれば人間の歴史はアレクサンドドロスの時代から血に塗られています、現代は世界大戦=絶対悪です、ひとたび第三次世界大戦がもし起きれば、世界は木っ端微塵に吹き飛び、人類は22世紀はおろか2015年も迎えられずに滅びます、でも局所的な闘争に弱腰で臨んで良いのでしょうか...
今は明らかにこのことを重々考えるべきときです、そしてことの決断が遅れることがあってはなりません、日本人の命に関わるのです、ボクの親爺は若き日に出征しシベリア抑留中にソ連の原爆実験に遭い、それがもとで命を縮めざるを得ませんでした、慎重且つ大胆迅速に行動しないと、親爺のように命をかけて日本を復活させた人たちに申し訳が立たないと思っています。
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