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June 04, 2009

西友の女子ファッション衣料展開の成否は?

Seiyu_0906_a00 安カッコいい??西友がファッションショーとのこと、GMS... General Merchandise Store ジェネラル・マーチャンダイズ・ストアの略だ、何でも売りまっせちゅうワケである、このカテゴリーではイトーヨーカ堂とジャスコなどを展開するイオンが二強で、元祖は先年亡くなった中内さんが展開したダイエーであるが、今はイオンの傘下に入った、ということで記事に書かれている堤清二さんが創業した西友は現在売上3位だと思う。《追記有@2009.06.05 AM01:35》

先程テレ東のニュースで全国のスーパーの売上が、この10年で3兆5500億円(21%)落ちていると言っていた、このスーパーというくくりでは全国展開を行う上記GMS以外に、主に地域地域で活動している総合スーパー、東京都など首都圏でいうとオオゼキとかOKストアといった食品スーパーも含まれる、その落ち込みの内訳だが、番組によると食料品1700億円(2%)、衣料品1兆7000億円(53%)である、食料品、衣料品以外でも1兆6800億円も落ちているわけだが、衣料品の53%減は何とも凄まじい。

人気ランキングはどうなっているんだろう?

上記GMSと北関東のベイシア、滋賀の平和堂といった地方の総合スーパーは、当然会社毎に業績のバラつきはあるが、概ね食品部門は堅調だが衣料品が絶不調で業績の足を引っ張っているわけだ、記事に書かれた西友の試みはそれを打破しようとしているワケである、その昔ダイエーで中内御大が幸之助氏率いる松下電器...現パナソニックとカラーテレビの安売りで大チャンバラを繰り広げたことは、社会人になってから先輩に教えられた。

今では家電は東京などの大都市圏ではヨドバシとかビッグなどの元^^カメラ屋で、地方ではヤマダ電気などの家電量販店で買うことが常識となっているが、ボクが子供の頃は松下なら松下、日立なら日立の系列の電気屋から買うことが常識だったが、そのうちいつの間にか中内さんのダイエーとか、伊藤さんのイトーヨーカ堂で買うというオプションが追加されたわけだ。

つまりGMSと総合スーパーの歴史は、当初扱っていた品目から今でも売っているトコはあるが、カメラ屋とヤマダ電気にヤラれ家電を、今は落ちぶれた外資のトイザらスに攻め込まれ玩具を外すという、ある意味屈辱の歴史でもあったのである、それにこの度衣料品が正式^^に加えられるのかどうか、この西友の試みというのはその暗い未来へのリトマス試験紙とも言えるものである。

衣料品を売るのはいいだろう、でもこの成熟社会の中でどこの位置に立つのか、ファッション性を謳うのが正しいのかどうか、このことが大きな課題である、最近ベーシックを旨としたユニクロも、女子衣料本格進出にあたりファッション性を謳っており、丸井カレンのインショップと新宿西口店をみる限り、成功しそうな雰囲気を醸し出している、GMSと総合スーパーもその線で成功するのだろうか?同時に百貨店ももちろん試されているわけである。

さてGMSと総合スーパーが女子ファッション衣料を展開出来るかどうかだが、西友の場合は服のデザインとかカラーリング以前のことがある、綺麗な荻窪のような店なら可能だが、汚い武蔵小金井のような店なら無理だろう、何も金ピカな什器を置けと言っているのではない、そんなことをしたらコストが跳ね上がるだけだ、イトーヨーカ堂の鈴木さんの言う基本のひとつ、クリンネスが足らんと言っている、男が下着を買うのに女子の下着売場を歩かせるなと言っている。

もうひとつ...H&Mとかユニクロなどに既にアジアの縫製工場を取られているわけだけど、安くて良いモノを作る縫製工場を開拓出来るのかということだ、安く売る必要があるので高級ブランドだとか、某有名スポーツメーカーのように札束で顔を引っ叩くようなことは出来ない、このことは最近アジアの縫製工場を探し始めているZARAにも言える、日本の顧客は貧困層といえどアメリカの顧客と違って、ある程度の縫製の確からさを求めるからだ。

そして三番目だが以前確かテレ東ガイアの夜明けだったと思うが、某中小アパレルがデザイナーに女子の服をタウンウォッチングをさせて、そこで流行っているデザインとかカラーリングを、ラグタイムなく商品に反映させていると言っていた、ボクはこれにプロ野球の広島カープと、メジャーリーグのオークランド・アスレチックスの発想を加えたらヨイと思う。

評価の定まったド高いデザイナーを使うなちゅうことだ、マネーボールの考えを取り入れた独自の視点を持ってデザイナーを採用せよ、成功したデザイナーを高く売る仕組みを作れ、新進の画家がするように先ずは模倣することから学ばせろということだ、売れるリアルクローズをコストをかけずに開発するには、その方法が一番のように思うが、如何だろうか?

《追記@2009.06.04 23:49》
テレ東WBSで西友は英国でデザインしたものをそのまま持ち込んで、日本人の体型にアレンジしたと言っていました、で日本でのデザインを止めさせたようです、もう解雇してしまったのかな、これでは最初は良いけどいずれ売れなくなりそうですね、顧客とデザイナーとの本当のコミュニケーションが取れないですから...大事なのは海外と日本のデザインコラボではないでしょうか?

そして古着の話しをしていました、日本では現在服の10%が古着に回るようです、アメリカでは30%、ドイツでは70%と言っていました、市場規模は3~4千億円で数年後には倍増するという予測もあるようです、番組では言ってませんでしたが古着...特に女子ですが、まだ着れるのに着なくなる人がいるので成り立つと思っています、尚衣料品全体の市場規模は年間10兆円だそうです。

その前に勝間和代さん司会のNHK教育の番組で、ユニクロの柳井さんが引退したジル・サンダーと話しをして、新しい服のデザインをしてもらったと言っていました、彼女の服は30万円くらいするそうですが、それをユニクロ価格で売り出すとのこと、まあ同じものを売ったら怒られますが、新たにデザインをしてユニクロが数を売ればヨイわけですネ。

そしてこれにはもうひとつの効果があることに気付きました、それは実際にヨイものが作られて行く過程を、目の前で見るのが一番のデザイナー教育ですものね、先日H&Mが某デザイナー作品を通常価格よりかなり高く売っているのはおかしいと書きました、ユニクロの柳井さんもそのように思っているようです、ユニクロに行って価格が本当にユニクロ価格なのか確認して来ます。

《追記2@2009.06.05 AM10:00》
あっ、褒めるの忘れていた、今回ファッションショウをそれも聖地・原宿表参道開いたのは大正解です、TVCM以上の効果があったと思います。

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