失われた時を求めて~新緑の武蔵小金井滄浪泉園
先週の土曜日...神田祭の神幸祭行列を観る前に、新緑の武蔵小金井滄浪泉園に行って来ました、園内は金曜日の雨の後の晴天ということで、瑞々しい鬱蒼とした新緑の緑に包まれていました、この中に入ると時という概念をしばし忘れさせてくれます、ただ途中の湧水のトコで園の人から、武蔵小金井駅南口の再開発後水量が減ったと聞き、現実の世界に戻されてしまいました。
★失われた時を求めて~新緑の武蔵小金井滄浪泉園(10:58)
●ボクのパワースポット武蔵小金井滄浪泉園のハケ@08.11
★ボクのパワースポット武蔵小金井滄浪泉園のハケ(06:15)
マルセル・プルーストの「失われた時を求めて:A la recherche du temps perdu」は、19世紀末のフランス社交界を題材に人間の内面を抉ったとても厖大な小説です、多くの人はタルイ^^と直ぐに投げ出してしまいます、ボクもその内の一人ですw、ただルキノ・ヴィスコンティが亡くなる前に完成し、文庫本で日本語訳も出ている脚本を読んだり、オルネラ・ムーティが主演しアラン・ドロンも出ていた映画、邦題「スワンの恋:A cote de Swan(スワン家の方へ)」を観ると、この小説が何故高い評価をされているのかが、おぼろげながらですがわかって来ます。
今この小説の翻訳者の一人...鈴木道彦さんが、木曜日の夜8時半から30分間NHKラジオで、4月から6月までの13回の予定で解説されています、聴いているととても面白いのですが、今まで放送された6回のうち既に2回聴き逃してしまいました、iPodとかにならないのでしょうか...そして今日ブックオフで「失われた時を求めて」の絵本を見付けました、一昨年末に買おうと価格を見たら、大判ですが80ページの本が2800円もしたので買うのを止めました、今日のブックオフは何と1/4の700円...こういうときにブックオフは役立つと思いました。
さて滄浪泉園の話しに戻ると、園は写真の100円バス路線図の、ちょうどバスが描かれているトコにあり、武蔵小金井の駅から歩いて15分くらいかかるのですが、何故か路線からは外れています、一周する時間の関係かもしれませんがちょっと残念です、路線を決める市に再考を促したいところです。
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