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May 03, 2009

パンデミック

パンデミック...感染爆発といった意味らしいが、メキシコ発豚経由?の新型ウィルスによる、インフルエンザの感染者は日本ではまだ見付かっていないようだ、インフルエンザが広がるのは基本冬ということで、北半球ではこれから沈静化するのであろう、問題は今秋10、11月以降にどうなるのかということだ、ワクチンを量産化するのに1年間くらいかかるらしい、これを何とか半年に短縮できないものかと思う。

しかし今世界を見渡すとアフリカのボツワナとかモザンビークでは、エイズの罹患率が30~40%もあるらしい、最近ヨイ薬が出来て死病ではなくなったと聞くが、それは高価な薬を買うことが出来る先進国...それも中産階級より上の人の話しだ、全世界の人口は60億人と言われるが、中産階級と言えるのはそのほんの一握り...10億人にも満たないと聞く、残りの人たちは飢餓、エイズなどで死の淵に喘いでいる、その多くは乳幼児だが、もし彼ら全員が助かると今度は人口爆発の危機になる、ということで非常に悩ましい問題である。

人気ランキングはどうなっているんだろう?

中国が日本を追いかけるように老齢化しているらしい、これは日本のような社会の成熟化・二極化によるものではなく、極めて人為的なものだ、原因は1979年に始まった一人っ子政策にある、ただ中国ではこれから産む年齢に入る世代が一人っ子政策実施前で、その人口が極端に多いのでしばらくは続けるらしい、しかし夫婦二人に子供一人というのも考えてみれば異常である、一般に人口を維持するには出生率が2.2必要と聞くからだ。

それに対してもうひとつのアジアの超大国インドでは人口爆発が起きている、現在人口11億人と中国の13億人に比べて2億人ほど少ないが、近々15億人を突破することが見込まれ、いずれ逆転するらしい、このことも問題でインドでは食料、水そしてエネルギー不足が深刻になると言われている、ただしもちろん昔の日本のように、15歳以下の若年層の人口が圧倒的に多いので、国としての成長は大いに期待出来るようだ。

さてこれからの世の中はいったいどうなるのであろうか...ボクが見れるのは短ければ10年、長くても40年くらいだが、日本という国が住み易い国であり続けることを望む!

《追記@2009.05.03 16:00》
インフルエンザが危険なのは冬です、これから冬を迎える南半球...特にメキシコから近い南米はとても危険です、旅行を計画している人は取り止めた方がいいですね、でも北半球に住む我々にとって問題の焦眉は、パンデミックが危惧される今年の秋以降です、そこまでどこまで前倒しをしてワクチンが備えられるのかだと思うんですけどね、まあ今日もテレビ局はワクチン製造には1年かかりますと、その最も大事なことにはあまり触れず、むしろこの問題を煽って視聴率を稼ごうと必死です。

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