PB商品対NB商品...自ら地獄に落ちる二番手メーカー
先日イトーヨーカ堂の武蔵小金井店に行ったときに、あまり重くない^^モノを選んでいくつかプライベートブランド商品を買い、まだ封を切っていないマヨネーズとコーヒー以外について、自宅にあるナショナルブランド商品と比べてみました、先ず製造元ですがカップ麺とマヨネーズに象徴的ですが、二番手メーカーが担当しています、次に価格ですが製造元が同じ日本茶以外は、概ねPB商品の方が2割くらい安かったです。
PB商品 NB商品
レトルトカレー:エスビー(88円)⇔ハウス(105円)
カップ麺 :サンヨー(98円)⇔日清 ← PB2割安
マヨネーズ :味の素(198円)⇔キューピー ← PB2割安
紅茶 :三井農林⇔片岡物産・トワイニング ← PB3割安
日本茶 :ハラダ⇔ハラダ ← PB若干高
コーヒー :ユーシーシー⇔ゼネラルフーズ ← ほぼ同価格
のりたま :ニチフリ⇔丸美屋 ← PB5割安
★中央線武蔵小金井:イトーヨーカ堂と商業施設開店(05:56)
★ここから複々線でなくなる中央線武蔵境駅周辺を歩く(09:23)
《追記4@2009.10.19》
大西さんが「弁当激安戦争に見る日本の小売り業の弱さ」という記事を書かれたのでトラックバックします。
三番目に味ですがレトルトカレーはビミョーですね、NB商品のハウスに慣れているということ以上に、ライバル?のエスビーが製造しているPB商品が、紙の外箱に入っていないのが安全面で気になります、PB商品で5個パックのご飯を売っていましたが、カレーも外包装付き5個パック440円で販売したらどうでしょうか、カップ麺はPB商品がサンヨーのカップスター?ですから、これは好みの問題ですね、ボクなら2割安いPB商品を選びます。
紅茶は3割の価格差以上に味が明らかに違います、紅茶のような嗜好品はそういうことが大事だと思います、ボクはこの片岡物産・トワイニングでも、フォションなどの2~3倍はする超高級品ではなく、1杯当り20円に過ぎないので、NB商品に軍配を上げます、まあこうしてプライベートブランド商品をみてみると、二番手メーカーが工場を動かすために、泣きながら自ら地獄に落ちているちゅうことをヒシヒシと感じますな。
《追記》
日清のカップヌードルとスープヌードルの違いは何ナノだろう?
《追記2》
ふりかけの「のりたま」を忘れていました、内容量を確認しなかったのですが、価格はPB商品のニチフリが98円なのに、NB商品の丸美屋は250円近くしたと思います、同じ量だとすると価格は2倍以上違うワケです、今NB商品が家にないのでアレですが、ごはんにかけた感じは変わりませんが味が違うような気がします。
こういうのがブランド品の強さかなと思った次第です、消費金額が家計の負担と感じない限り、次もNB商品を選ぶ可能性が高いです、ただ味に満足するとPB商品に流れるのが消費者というモノなので、老舗の丸美屋としても安閑とはしていられません。
PBの方が何故か若干高かった日本茶ですが、製造しているのはやぶ北茶のハラダです、背の高いお嫁さんとお姑さんのCMが有名でしょうか...ハラダが今後はPB商品に特化するのなら、あのCMは大きな無駄遣いかもしれません。
ただ主婦がPB商品とはいっても全く無名なモノを買うのかどうか、そしてもしPB商品から切られたときに、ああいう宣伝なしに製造ラインを維持出来るのかという危惧があります、高価且つその波及効果が劇的に薄れて来ていると言われる、テレビCMの扱いがいよいよメーカーの課題になって来ました、個人的には流す量を半分に落としても大丈夫だと思います。
《追記3》
テレビCMについての疑問:制作費vs流す費用
① 制作費より流す費用の方が高いと聞きました、事実ですか?そしてどのくらい違うものなのですか?
② 資生堂のツバキって目標売上の半分以上をテレビCMに突っ込んだのですか?出演している女優陣をみても、制作に相当にカネをかけているように見えますが、それでもCMを流す費用の方が高いのですか?
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