バブル崩壊は菊のご紋の涙雨@新宿御苑
新宿御苑の2008年秋菊花壇展の映像です、37分強の映像から菊の映像のみを抜粋しましたが、それでも全部で3本...25分強もあります、まあそれだけ天皇家との縁が深いということなのでしょう、20年前にバブル崩壊を予兆するかのように崩御された、昭和天皇の葬儀...大喪の礼が行われたのは、ココ新宿御苑でした、当時一部の人がバブルが崩壊したのは、ご崩御に伴って何事にも自粛したためと言っていました。
●新宿御苑菊花壇展と筑紫哲也さんの死@2008.11.08
★新宿御苑2008年菊花壇展1(09:11)、2(06:48)、3(09:14)
今回の世界同時不況をみると、景気というものはつくづく心理的なモノが大きいと感じます、昨日のテレ東WBSでセブンアンドアイの鈴木会長が、消費が冷え込んでいるのはマスコミの騒ぎ過ぎもあると言っていました、景気を良くするには構造的な部分ももちろんありますが、誰かがもう大丈夫だよと言ってやる必要があります、ただ下げを煽る時は不安心理が働き、根拠レス^^で動いてしまうのですが、上げを言うのにはそれなりの理由が必要になります、そこが難しいトコです。
そして失われた時代がかくも長く続いたのは、昭和天皇陛下の責任ではもちろんなく、時の政権の経済政策の失敗が大きいワケです、ボクの認識では小渕さんが景気持ち直しに尽力され、森さんが何もせず(苦笑)、ようやく小泉さんと竹中さんの荒療治によって、立ち直って来たと思っています。
もちろんこの二人の経済政策は文字通り荒療治ですから、非正規社員のセフティーネットなどがおざなりであり、格差社会を助長しワーキングプアを生み出してしまいました、でもこのことを反省する必要はあっても、今の閉塞的な世の中がすべて彼ら二人のせいである、と言うのは言い過ぎでしょう。
作家の高杉さんの言う通りにしていたら、失われた20年のまま今の世界不況のどつぼに嵌っていただろうことは間違いありません、しかし酔っ払い政治家、世の中が見えない自分たちだけの官僚、私腹を肥やす財界人...ト、今の日本のエリート...指導層は本当に人材がいません、与謝野さんの暗い会見では駄目です、一筋の光明を見付けて明るく動きたいモノですが...
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