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January 02, 2009

パリのアメリカ人~ラトルの才気@ベルリンフィル

昨日元旦の朝ちゅうかほとんど昼前に起きて、日本時間の元旦午前1時半から行われた、ドイツ・ベルリンフィルのジルベスターコンサート(大晦日演奏会)を聴きました、ヨハン・シュトラウスのワルツ一色の、オーストリア・ウィーンフィルのニューイヤーコンサートとは違い、毎年違った趣向が凝らされます、今年はアメリカ特集だったんですかね、メインディッシュはジョージ・ガーシュウィンの「パリのアメリカ人」でした。

大晦日演奏会~Thomas Quasthoff: Ol'man river(03:55)

イギリスのバーミンガムと言う地方都市の指揮者だった、サイモン・ラトルさんを音楽監督に招いて何年目でしょうか...バーミンガム響とのマーラー夜の歌を初台で聴いたけど凄かった、今年はベルリンの壁崩壊から早くも20年が経つワケですが、サリドマイド?を患い手がほとんどなく身長1mにも満たないバリトン歌手と、黒人の女性歌手をゲストに呼び、彼の才気に満ちた未来への希望を感じさせるコンサートになっていました、こういう演奏会を日本公演でもやっていただきたいなと思いました。

人気ランキングはどうなっているんだろう?

対するウィーンのニューイヤーコンサートでは、アルゼンチン出身でイスラエル国籍の、ユダヤ人ピアニストで指揮者のダニエル・バレンボイムさんが、「美しく青きドナウ」演奏前の新年の挨拶で中東和平を訴えていましたが、馬の耳に念仏....イスラエルのガザへの攻撃は止まりません。

ウィーンフィルニューイヤー2008~ラデツキー行進曲(04:09)

夫の残した仕事にケリをつけたいと言われる、クリントン国務長官就任前に決着をつけておきたいとの意向かもしれませんが、イスラエルのやり過ぎ横暴の感は否めません、アンコールの前...プログラムの最後に演奏されたハイドンの「告白」のように、そして誰もいなくなったでは困るのです。

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