粋だけど小規模になった浅草浅草寺の羽子板市
今日は浅草浅草寺の羽子板市に行って来ました、市が立ったのは明治の中期のようですが、羽子板市で売られている押絵羽子板の起源は、やはりというか徳川家斉の文化文政時代のようです、これで東京で行われている"市"というものにはだいたい行ったのかな、酉の市のときも思ったけど、こういう江戸の粋を肌で感じるのは大事だなとつくづく思います。
★江戸の粋を伝える浅草寺の羽子板市1(03:51)、2(09:44)
★浅草仲見世@2008.12.18(09:00)、二つの側道(10:01)
トップの写真は歌舞伎の女形の名手である、中村福助さんの屋号と一緒の成駒屋の羽子板です、中央やや右の2枚は左が連獅子かと思ったら、下の人が隈取をしてあるので違うらしい、京鹿子娘道成寺のフツーは舞われない後半の箇所をモチーフにしたとか...写真にチラっと見える男の人の歌舞伎への造詣は滅茶深く、右は吉野山からだそうです、吉野と言えばソメイヨシノ...遠いけど桜の時期に行ってみたいですね。
ただ規模が同じ浅草寺行われるほおづき市に比べると、そのざっと2/5くらいちゅう感じと小さいのです、お店の人に訊くと昔はこの倍の店が出ていたらしい、これからも元気に続いて欲しいと思うのですが...で店の配置の仕方に大きな問題があると思いました、仲見世から続く浅草寺入口に配置しているのですが、ココに置くと狭いので混雑が凄まじいです、境内の一角にまとめた方がヨイのではないでしょうか?
左は浅草寺入口で売っていた石川遼さんの羽子板、ひとつ15万円とか...中は仲見世に浮かぶ大きな羽子板、右は仲見世に近い伝法院通りにある江戸切子の店です、中心価格帯は1.5~2万円くらいですが、江戸切子ってヨイものは大きさに関係なく3~5万円くらいするんですね。
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