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December 18, 2008

自動車産業はプレイヤーが様変わりする

自動車産業はプレイヤーが様変わりする...こんな話しを忘年会の席で聞いて来た、ビッグスリーが消えるかどうか、トヨタ、ホンダそして日産は今の経済不況を乗り越えられるのかという話しではない、クルマは残る...でも内燃機関...つまりガソリンとかディーゼルのエンジンを使っている、今の自動車産業は生き残れるのかという話しである。

まだだいぶ先だと言う話しが多いのだが、近い将来石油という化石燃料を使ったクルマはなくなり、ハイブリッドではなくモーターによる電気自動車に移行するらしい、そのときひとつの鍵となるのが自動車産業が一生懸命開発している電池であるが、これがどうもまったく別の業界から出て来る可能性が高いようだ。

人気ランキングはどうなっているんだろう?

そのひとつが松下電器が改名したパナソニックが買収した三洋電機である、別名三洋電池と言うそうだ、ホンダもユアサと提携したようだが、ユアサが母屋を乗っ取るかもしれない、ちゅうか日米の自動車産業のような垂直統合ではなく、CPUはインテル、OSはマイクロソフト、その他もろもろを台湾企業などから調達し、組み立てをデルとかHPが担当すると言った、パソコンの水平統合モデルになる可能性が高いとか...

そうなると電池を握るパナソニックとか、エンジンならぬモーターを握る某社が強くなって儲けを独占するという図式だ、トヨタが落ち目のGMを凌駕したという栄耀栄華も、ほんの一瞬かもしれないのだ、カメラ業界は銀塩からデジタルになっても、今のところキャノンとニコンが強いようだ、これは昔から変わらない光学レンズを握っているからだ。

ただフィルム業界の方に目を向けると、日本のトップだった富士フィルムは、その基礎技術を生かして残って行くようだが、第二位の小西六の話しは最近聞かないし、アメリカのトップだったコダックは消滅の危機に瀕していると記憶するが、如何だろうか?

さて自動車業界では今非正規社員の解雇のオンパレードであるが、契約途中打ち切りを決めたいすゞとか、2000人全員の解雇を決めた日産は大丈夫なのだろうか、ゴーンさんが村山工場を閉めたのは評価するが、解雇した期間工が景気回復後戻って来るのを期待していると、痛いしっぺ返しに遭うだろう。

ボクは軽自動車ではいすゞの売上が大幅に減り、すずきの売上が増えると予測する、地方ではお年寄りがボケても運転を続けて事故を起こしているように、都会と違ってクルマが必須アイテムになっている、なかでも軽自動車は給料が少ない非正規労働者が多く所有していると聞く、ああいう仕打ちをする企業から彼らがクルマを買うだろうか?大いに疑問である。

最終的に契約更新をしないというのは致し方ないが、正社員の2~3割の時短を行い支払い給与を減らし、それでも間に合わない場合に行う施策である、あまりにも早過ぎると言わざるを得ない、で派遣元ではなく雇用元のいすゞが、契約期間満了後最低6ヶ月くらいは家の家賃を払い続けるべきである。

それが企業側のせめてもの誠意であり、彼らも自分たちが作ったクルマに愛着を持ち、景気回復後に戻って来るであろう、財務経理の無能な正社員どもがエンピツ舐め舐め、自分たちは安全圏に居ると、数字を弄っている姿が浮かび無性に腹が立つ、企業の業績は数字で判断されるが、企業は数字が動かすワケではない、人の心...誠意が動かすのだ。

《追記》
> 人間は難しい。←確かにおしゃる通りですが、しかし今の不況下でそんな余裕があるのだろうか?

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Comments

きっとそうなるでしょうね。エレクトロニクス産業が、結局は組み立て加工産業となり、コアとなる素材や部品は外部調達。川上と川下が儲かり、真ん中は儲からないというスマイルカーブに陥っていったわけですが、同様のことも十分想定できますね。

Posted by: 大西 | December 18, 2008 01:09 PM

長時間勤務の正社員が多いのだから、EU並に1週間残業を含めて48時間超の勤務をこの際禁止して、work-shareの方向に持って行けばいいのにと思うのですが、我が家の過労死寸前の娘に提案したら、一蹴されました。月給が減るのも自分の仕事が減るのも嫌らしい。人間は難しい。

Posted by: さなえ | December 20, 2008 05:10 PM

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