55年ぶりに一般公開された浅草浅草寺伝法院庭園
今日浅草に行ったら浅草寺の伝法院庭園が一般公開されていました、何と55年ぶりで今後公開予定はないと後で聞きましたが、もう二度と観れない鴨葱ということで、実ハとても貴重な体験(映像?)だったようです、まあ贅沢を言えばこれからが紅葉の季節なのに、一般公開は今週の日曜日までということで、ありゃ...ト思ったワケであります(記事執筆:2008.11.13)。
仕事ばかりに追いまくられるのもいい加減にして、都会の中とはいえこういう場所を歩くに限りますね、オフィスで机に向っているよりよっぽどアイデアが浮かんで来ます、しかし50歳より上のおばちゃんだらけだワ、ま男は70歳を過ぎると急に数が少なくなるようでございまして、寿命が10歳短いんでしたっけ?忘れ^^ましたが...今週末で一般公開は終わりで17日の酉の市の日からは閉まっており、今後公開の予定は今のところないと言いますから、偶々浅草に行ったワケですが運が良かったのでしょう。
同時に浅草寺の大きな絵馬(写真撮影不可)も公開していました、描いてから100~300年経つモノがほとんどですが、既に描かれた当時の色彩がだいぶ薄れています、最近本屋さんで見た新書に、地獄草子など古(いにしえ)の絵の色彩をデジタル技術で復活させるというモノがありますが、絵馬の横にそういう何分の一かのレプリカがあって、当時の色彩を確かめながら、実際の絵を観ると面白いなと思った次第です、今イタリアに行くと当時の色彩が甦ったダビンチの最後の晩餐と、システィーナ礼拝堂のミケランジェロの天井画が観れるそうです。
知人が奈良薬師寺の色鮮やかに復元された西塔を観て、建立から1300年経つ国宝の古色蒼然たる東塔を観ると、頭の中で奈良時代にタイムスリップすると言っていましたが、そんな感じです、宇治の平等院に行く前に以前録画したNHKの番組を再度観た方が良いの鴨葱...上野の国立博物館の大琳派展で観た俵屋宗達の風神雷神図屏風も、色鮮やかな200年後に描かれた酒井抱一の風神雷神図屏風と一緒に観ることで、そのイメージがさらに鮮烈になりました、展示室の一角に宗達~光琳~抱一~其一と四つが同時に並んだ姿は壮観の一言でした。
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