紅く色付き始めた上野公園で宗達の風神雷神に会う
上野の東京国立博物館で今日から俵屋宗達の国宝「風神雷神図屏風」が展示されます、これで大琳派展開始当初から公開されている尾形光琳、鈴木其一と、先週から展示された酒井抱一と併せて、琳派4人の「風神雷神図屏風(其一は襖絵)」が揃うことになります、第一会場中程の一角...左側面に宗達、正面左に光琳、右に抱一そして右側面に其一と並ぶ様は正に壮観です、贅沢を言わせていただけば、今宗達の屏風がある左側面に抱一を移し、正面左に宗達、右に光琳だと最高ですが...
★鶯谷駅南口~大琳派展@東京国立博物館の入口(08:26)
★公園の噴水と紅葉の始まり(01:17)、国立博物館(03:14)
●東京国立博物館周辺の地図(1/8000)
一番絵が綺麗で保存状態が良いのは、150年前に書かれた抱一ですが、何と言っても凄いのは、一番古い350年前に書かれた宗達の「風神雷神図屏風」です、久し振りにこの絵の前に何回も、併せて10分以上は立っていたように思います、絵の具と言うか一部の顔料が剥げ落ちたり色が抜け?100年~200年後が心配ではありますが、風神雷神図と言えばこの絵であることは間違いありません、本当に久し振りに眼福であります、しかし雷神の角が二つなのに風神は一つなのですな。
さて国立博物館に行くのに、今回は上野駅公園口ではなく鶯谷駅南口を使ってみました、駅の直ぐ近くにあるからです、確かに至近に北門と言うのがありますが、普段は閉まっており入れません、ということで上野駅公園口からとさして変わらんのでした、で観終わったらいつものように上野公園を抜けて、アメ横を通って上野広小路出ました、上野公園の紅葉が始まっています、あと2週間もすれば綺麗に紅く染まるのでしょう。
そして広小路ではボクが一番大好きなデパ地下...新宿伊勢丹よりも横浜そごうよりも良いと思っている、上野松坂屋のデパ地下をぶらぶらして帰りました、ここのデパ地下は新宿伊勢丹と新宿高島屋のように、最新の什器が入っているわけではありませんが、デパ地下に必要なモノは何でも揃っています、南館までブチ抜いて大きな1フロアになっており、上野のデパート言えばここ1店舗しかないからかもしれません。
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