不動産会社の貸し渋り倒産相次ぐ
写真は新宿駅西口地下広場の東京建物 Brillia の広告です、テレ東 WBS によると去年まで売上絶好調でも自己資本が少なく、金融機関の融資に頼っててこ(レバレッジ)を目一杯利かせていた会社に、金融機関が去年のサブプライム発生直前に金融庁が出した、不動産バブル発生を懸念した通達に過剰に反応して、我も我もと貸し渋りをした結果とか...去年まで我が世の春を謳歌していた社員たちも、まさかという気持ちで顔面蒼白らしい。
いったいどうなるのか門外漢にはサッパリでございまして、マドンナまで使って有明とか言っていたこの会社すらどうなるのか...ト、広告を見てフト思った次第です、まあ三井、三菱などの大御所はまさかのまさかですし、ド素人は野村とか金融機関絡みの名前が付くと、後ろ盾があると安心してしまうのですが...サテ。
そして番組の中で最も気になったのは...
今まで不動産会社が相手にしていなかったと思われる、外資系金融機関が不動産会社への融資に本腰を入れていることです、彼らはリスク査定がとてもしっかりとしていて、融資基準がアヤフヤな日本の銀行と違い、玉石混交の中から本来融資すべき会社...つまり玉を峻別出来るのです。
そして彼らは玉でありながら日本の金融機関に融資を断られてしまった、藁をも掴む状態に陥らされた不動産会社に、法定金利以下であってもかなりの高利で貸し出せる、ということでまたぞろ大儲けを外資の優秀なトコさらわれるワケです、日本の最高学府を出ても馬鹿ばかりというお笑いの一席でゴザイマシタ。
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