« 3380円でシンセサイザーが買える! | Main | 今度は新宿駅で大江戸線にお乗り換え »

August 20, 2008

東洋経済第2位暴走する資本主義・Supercapitalism

Robert_b_reich_20080321 東洋経済経済書第2位の「暴走する資本主義(Supercapitalism)」を読んでいます、第1位は白川日銀総裁の7000円近くする本ですから実質的な第1位と言えます、YOUTUBE から Supercapitalism で検索すると、この本の著者ロバート・B・ライシュさんの、今年の3月?にノースカロライナ州立大学で行われた1時間強の講演が見付かりました、読了したら視聴したいと思います。

暴走する資本主義~ロバート・B・ライシュ講演(1:17:05)

Robert_b_reich_20080321_01 Robert_b_reich_20080321_02 Robert_b_reich_20080321_03

まだ1/3しか読んでいませんが、この本によると1975年くらいまでのアメリカは、ボクはあまり記憶に残っていませんが、「名犬ラッシー」というドラマに代表されるように、2億総中流^^...ちゅうか、国全体が中産階級で溢れた牧歌的な国家だったようです、日本でも今その崩壊が顕著になって来ていますが、実はアメリカも30年以上前までは、ホームドラマの世界だったのです。

《↓講演を視聴しての追記あり↓》

人気ランキングはどうなっているんだろう?

では崩壊の原因は何か...彼は技術革新、グローバル化そして規制緩和の三つだと指摘しています、技術革新とグローバル化は必然としても、規制緩和は止めればいいじゃないかと言う人もいるでしょう、でも事はそう単純ではないと思います、このバルブを閉めるとすべてが干上がるような気がしてなりません。

本ではこれから民主主義をどう建て直して行くのか?あるいは別の道を歩むことで暴走する資本主義に対処して行くのか、彼の処方箋が明らかになるモノと思われます、ボクはワーキングプアだけは何としてもなくそうヨと思っていますが、それに対する処方箋は書かれているのか、とても興味があります。

《追記》
本より先に講演をみましたw、講演ではグローバル化、技術革新に続いてデモグラフィック(人口動向)を三つ目のベクトルに上げていました、前二者は予測がつかないが人口動向は予測が付くと言い、グローバル化に先進国は智慧で対抗するしかない、それには教育が最も重要になると言っていた。

技術革新で農業人口は40%から5%になったが製造業もそれに倣う、国内に残るのは個人向けのサービス...それも幼児保育、高齢者の介護といった対面のものになる、問題はココの賃金が低いことだ何とかせねばならない、で最後の人口動向には若い後進国から年老いた先進国への移民しかないと言っていた。

正におっしゃる通りです、ライシュさんは早い段階からの教育の充実と言っていたが、それはアメリカの事情で、ボクは今日本の教育で一番大事なのは、25~35歳の失われた世代のビジネス教育だと思う、日本の今の15歳以下は人口がとても少ないので、もちろん移民も10年後には現実のものになると思う。

ボクが10年後と言ったのは、今の日本では失われた世代を戦力化する方が優先順位が遙かに高いからです、そして彼らが就ける職業は幼児保育、医療看護そして高齢者介護になるでしょう、ココの給料がワーキングプアであってはなりません、特に三番目の高齢者介護の賃金が劣悪と言われております。

厚生労働省がその財源は国民の負担増だと言っているそうな...もちろん最終的には負担増になりますが、その前にヤルことが山ほどある、特養老人ホームの庶民への開放、富裕者からの搾取w、そして何よりもビジネス感覚に優れた人に介護事業を任せ、その儲けを株主ではなく介護士に還元する仕組みの構築などです、その意味で株式会社ではなく非営利法人の方がヨイです。

《追記2》
ライシュさんは実ハ先天的な障害者で、一番右の写真でわかるように身長は1mくらいでしょうか...とても小さな方です、講演でボクのための器具...ヒップ(尻?)とおっしゃっていましたが、作ったのはドイツだが設計はフランスだと言っていました。

ライシュさんは質問に答えて、一に消費すること、二に倹約すること、三に真に世の中に貢献する人になることと言っていました、一と二は一見矛盾するようですが矛盾しません、吉宗とか定信に代表される江戸時代の倹約政策がすべて失敗したように、過度の倹約は世の中を明るくしません、かと言って家斉のように酒と女にうつつを抜かせば、黒船が現れなくても政権は滅びるのです、浪費を抑え適切に使って人生を愉しむことが肝要です。

《追記3》
池田さんによると彼はオバマさんの政策顧問のようです、従来型の「大きな政府」的パターナリズムとは違うと書いてあります、内容をなぞっただけのよけいな解説^^とは勝間和代さんのことか...相変わらず手厳しい、彼女の最新刊何とかフレームワークも、大前さんの30年前のデビュー作「企業参謀」をモジったダケとか...

|

« 3380円でシンセサイザーが買える! | Main | 今度は新宿駅で大江戸線にお乗り換え »

Comments

The comments to this entry are closed.

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 東洋経済第2位暴走する資本主義・Supercapitalism:

« 3380円でシンセサイザーが買える! | Main | 今度は新宿駅で大江戸線にお乗り換え »