政府の仕事は一生懸命働く国民の生活を守ること
ビル・エモットさんの新しい本を読んでいる、ちょうど日本についての記述部分を読み終わったトコだ、中核社員の終身雇用を守ると言明したキャノンが、小泉・竹中内閣での派遣労働法の規制緩和後、工場労働者の正社員の割合を90%から30%へと激減させ、人件費の大幅削減に成功したと書いてある、ボクはこのことに激怒する、何故なら正規非正規の割合はともかく、政府が一生懸命働く国民の生活を守れてないからだ。
人は企業の歯車でも道具でもない、ボクは小泉・竹中内閣の政策について、政官財学のしがらみに囚われ、改革が足りなかったと思っているくらいであり、迅速な不良債権処理などその大筋を支持する、でも日本の内需拡大などクソ喰らえ、労働者を犠牲にして外国市場でガッポリ儲けるノダ、という狡猾な企業経営者に利用され、最低でも夫婦二人に子供一人が暮らして行ける生活環境すら提供出来ない政府ならイラナイ。
さて最近の論調で名ばかり管理職とか、過酷な労働の正社員とか喧伝されている、ボクも経験があるがその渦中にいると確かに大変だしとても不安になる、でも今思うと大したことじゃない、イヤなら辞めて別の職場を探せばヨイのだ、それにカネは時間給で貰うものじゃない、お客様に提供した製品・サービスの対価として貰うものだ、問題は今はその能力がない人たちをいかにビジネス教育して行くかにある、このことを肝に銘じていただきたい。
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Comments
>最低でも夫婦二人に子供一人
子供2人じゃないと人口が減る(汗
Posted by: 滑稽本 | July 29, 2008 02:42 PM