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June 18, 2008

政治を動かせない堤未果著「ルポ貧困大国アメリカ」

岩波新書で近年珍しくベストセラーとなった、薬害エイズ被害者で去年東京都選出の参議院議員になられた、川田龍平さんの奥様でもある堤未果さんの「ルポ貧困大国アメリカ」を読んだ、彼女が書いていることが世界一の経済大国と言われるアメリカで起こっているのは事実であろう、でも残念だけど何故かリアリティを感じないのだ、まず具体的な数字が書かれていない。

病気になった中間層のうちいったい何人が貧困層に陥ったというのだ、民営化された学資ローンにどのくらいの人が苦しめられていると言うのだ、アメリカは学資ローンがあるだけましという話しをきく、日本は国立大学の学費も以前ほど安くはなく、特に私学は親丸抱えの教育ローンでないと大学に入れないという、今の日本の大学のあり方が余程問題が大きいような気がする、そして一番の問題はこの本が日本の中枢であるエシュタブリメント層には届かないであろうと言うことだ。

人気ランキングはどうなっているんだろう?

日本で言えば共産党とか社民党などにみられる、政府自民党に鼻であしらわれる遠吠えとか自己満足の類に過ぎない、アメリカが彼女の言うように貧困大国で、ブッシュ政権がそれを放置しているのは事実だ、でもその原因は苛烈な新自由主義ではあっても彼女が言うような規制緩和ではない、グローバル経済の激流は適切な規制緩和、民営化なくしては乗り切れないのだ。

規制緩和せず官僚任せにするならば、日本国民のように将来破綻確実と言われる年金を唯々諾々と受け入れ、クルマが通らない無駄に立派な道路がそこいら中に引かれることになる、そしてそもそも規制緩和をしない限り、米国経済が貧困者を置き去りにしたとは言えあそこまで発展はしない、貧困層を喰いモノにする今の米国の惨状は確かに異常ではあるが、国民を支えるには規制緩和による経済発展は必要不可欠である、その上で企業による生活に十分な賃金での雇用促進が行われるべきなのだ。

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» 堤未果『ルポ貧困大国アメリカ』 [itchy1976の日記]
ルポ貧困大国アメリカ (岩波新書 新赤版 1112)堤 未果岩波書店このアイテムの詳細を見る 今回は、堤未果『ルポ貧困大国アメリカ』を紹介します。本書のあらすじは以下のとおりである。9.11のテロ以降の新自由主義政策により、国民の個人情報が政府に握られ、国の中枢部分の医療、教育、国防、軍事が民営化された。そのため、国民にしわ寄せが来ている。また、国の社会保障費が削減され、ひとつ間違えて病気を患ったら、医療費の支払いの高騰により支払えなくなり、その借金を抱えて、中間層がますます転落するような構図にな... [Read More]

Tracked on January 28, 2010 05:59 PM

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