日本の農業ってやっぱり無茶苦茶だったのね
池田信夫さんが小麦価格のカラクリについて説明されている、現在小麦の政府売渡価格は1トン7万円弱と、ココ1年で2~3倍に高騰した国際価格3万7千円の、さらに倍近い価格です、内訳は25%の関税と約50%の国内農家への補助金に充当する麦等輸入納付金となっています。
日本産小麦の落札価格は4万3千円だが、これとほぼ同額の補助金が農家に支払われるそうだ、国際価格が2~3倍に高騰しても、それよりさらに2.5倍高い日本の小麦の価格っていったいなんなんだろう、今アジアでコメの価格が高騰しているが、それでも日本のコメ価格よりは遙かに安く、うろ覚えで申し訳ないが半分イヤ1/3以下だったと思う。
日本はココ5年くらいだろうかユニクロなどのお蔭で衣料品は安くなったが、日本産のにんにくが中国産の5倍程度するなど、元々食品価格はバカ高い、自給率を上げるために補助金を乱発するより、いっそのこと全面自由化して世界の荒波を受けてみよ、日本はちゃんとした生活保護があるので、自殺には追い込まれないだろ、などと事情を知らない都会人は思ってしまうのだ、しかし日本の農業ってやっぱり無茶苦茶だったのね。
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