さらば財務省!官僚すべてを敵にした男の告白
ハコフグマンさんが高橋洋一さんが書かれた、「さらば財務省!官僚すべてを敵にした男の告白」について非常に的確な書評をされています、ボクも読んでいる途中で書評を書いたけど、彼の記事は読むだけでも十分に価値があります、ただ、この本の読後感としてボクは彼も結局官僚の一人で限界を抱えていると思いました、小泉政権が自民党という枠の中で最大限頑張ってくれたのですが、そのことが結果的に日本の構造改革を遅らせることになるという危惧に変わりはありません。
今日テレ東WBSで国家公務員が国土交通省・農水省などが中心だと思うのですが、かなり人たち(その半数以上)が地方の部局で働いていると言っていました、彼らを道州制の基にすべて地方に異動させ、局長以上の役職を政治任用(ポリティカル・アポインティー)にしない限り、日本は良くなりません、その道程を小泉政権が遅らせたとするなら悲劇です、でも高橋さんが郵政民営化を後戻り出来ないように仕掛けをされたと書かれています、そのことを信じたいですね。
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Comments
TBありがとうございました!
私がこの本を読んで思ったのは、意外と日本の政策スタッフというのは人材がいないのだなということ。
あと、剰余金なども悪意をもって意図的に役人が作ったというよりは、役人の保身などの防衛本能が積もり積もってできた、というあたりに、元役人である高橋氏のリアリティを感じましたね
Posted by: hakohugu | April 04, 2008 04:53 PM