サブプライム問題はレバレッジ利き過ぎの信用不安だ
火曜日の日経CNBCのザ・経済闘論という番組で、草野さんという人が「サブプライム問題はヘッジファンドなどがレバレッジを利かせ過ぎたクレジット・クランチ(信用不安)だ。」と言っていた、おっしゃる通りだと思う、この番組ではこの言葉だけが妙に印象に残った。
ルービンさんもこのような大きなレバレッジを問題視されており規制すべきと言っていた、レバレッジの利かせ過ぎが悪であることはロシア危機のLTCM破綻でも明らか、是正して資本主義をブラッシュアップしていただきたい、この膿を吐き出してから米国の復活が始まるのだと思う、時代遅れの官僚と未だに未熟な政治家...本格復活の兆しが弱い日本より遙かにマシだ。
楽観派^^の武者さんが「米国は日本と違って動きが速く、不動産価格も十分下落した。」とおっしゃっていたが、ボクは米国は動きが速いには同調するが、SPケースシラー指数で米住宅価格のこの10年をみるという記事(図表左上)で書きましたが、榊原さんが言っているようにまだまだ下落すると思う、こういう場合適性値よりかなり落ちてから復活が始まるので、2001年末の数字まで落ちたら買いかなあ~、そんなこと言っている場合ではないが...
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