街が良くなるには時間がかかる
地下鉄の乗り入れを拒否して一時落ち込んだ麻布十番と書いている人がいます、ボクは「陸の孤島だった当時を懐かしむ人たちがたくさんいます。クルマを使う富裕層にはその方が好都合なんです。むしろ飯倉など首都高出入口の位置の方が大事だったりします。また麻布十番の客足が伸びたのは地下鉄ではなく、六本木ヒルズ、特にけやき坂が出来たことが大きいと言われております。」とコメントしました。
★麻布十番夏祭り2006・大通りの様子(08:36)
★六本木ヒルズけやき坂のクリスマスイルミネーション(08:23)
★丸の内仲通り:バーバリー~バカラショップ&バー(03:25)
★散策:日比谷ペニンシュラホテル~有楽町丸井(05:03)
★丸の内仲通り:丸ビル前~ペニンシュラ@2007.10(09:54)
今や麻布十番には地下鉄が2本も乗り入れているわけですが、六本木のけやき坂にしろ丸の内の仲通りにしろ、人為的に造られた街が人に馴染むには時間がかかりますからね、最低でもあと10年経たないと何も言えません、今言えるのはけやき坂が出来たことで、麻布十番が先に客足が伸びて来たということです、それがけやき坂に波及するのはまだ先だと思います。
その間万が一ヒルズ族の悪い評判などが引き金となり、六本木ヒルズ自体が荒れ始めたら、「新・都市論 TOKYO」で隈さんが書かれていますが、ルイ・ヴィトンとかベルサーチ、ティファニーといった高級ブランドが居続ける保証はどこにもありません、そうなると起こるのは導線の断線です、そして丸井が出来たことで銀座・有楽町から丸の内仲通りに人が流入していますが、銀座とか新宿の賑わいにはまだ到底及びません。
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