ビジネス誌の売れ行きから世相を読む
雑誌の売上はこの10年で3割くらい減っている、そんな中33万部を売る日経ビジネスを筆頭にビジネス誌は堅調のようです、ボクは必ず毎号買うわけではありませんが、毎週月曜日は書店で週刊ダイヤモンド(11万部)、週刊東洋経済(8万5千部)そしてエコノミストの4誌の表紙をチェックします。
そんな中いつも行く書店で東洋経済ダケが売り切れていました、アレっと思って翌日大きな書店に探しに行ったらサブプライム問題の特集で、早速同じ特集を組んでいたエコノミストと読み比べて、東洋経済の方を購入して来ました、グリーンスパンさんの本の内容とも繋がる話しです。
今蔦さんの番組で東洋経済新報社の社長が、お堅い題なので余り売れると思っておらず、当初の刷り数が少ないので今年の売上部数一位にはならないが、売り出し直後の伸びは今年一番だったと言っていました。
サブプライム問題は難解で雑誌の特集記事でも読まないとわからないということなのでしょう、ちなみに今年の一位は医療問題、二位はエアラインのランキングとか...こういうことを注意深くみていると、世の中の動きが見えるのではないでしょうか?
サブプライム問題で言えば、天井を打ったとされる日本の都心のマンション価格もそうですが、価格を丹念にプロットして行けば、どこら辺が正常価格ということがわかります、そして人間の不安心理で、今後その価格以下にアメリカの不動産価格は下がります、でもそこが底値でそこから上がるハズです。
日本の不動産価格で言えば、銀座のティファニーのビルを買ったファンドは、グリーンスパンさん言うところの熱狂の浮かされた馬鹿だということが、いずれわかるのではないかと思います。
でも地方の不動産価格は人口が減って行きますので需要は少ない...ということでまだまだ下がるというのが実感ですかね、改正建築基準法とか、健全な競争を阻害するまちづくり三法がそのことを加速する悪寒がするのですが...
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