セリーグを勝たせたクライマックスシリーズ開催
今年の日本シリーズはクライマックスシリーズで、セリーグ優勝の巨人を3タテと粉砕した中日が、北海道日本ハムのエース・ダルビッシュの初戦に続く見事なピッチングに1点に抑えられたものの、山井という五番目^^の投手の快投で投手戦を征し、最少得点差の1-0で勝ち、平成14年の巨人以来実に5年振りのセリーグチームが日本シリーズ優勝です。
リーグ優勝の巨人こそ出場を逃しましたが、セリーグを勝たせたクライマックスシリーズ開催だったと言えるでしょう、やっぱり試合間隔が1~2週間あると短期決戦は駄目ですナ、正直に言えば3位チームのクライマックスシリーズ参加を取り止め、リーグ優勝チームに1勝のアドバンテージを与え、先4勝の6回戦制で1位と2位を対決させればいいと思います、思えば巨人も第一シリーズがあった中日と違い、試合間隔が空いたのが響きました、このことがクライマックスシリーズ3連敗の原因だと思います。
《追記》
> 山井←8回までパーフェクトか...普段なら当然投げさすけど、日本シリーズですから本人の申し出ならいいんじゃないですか。
さて今日の試合はエース川上を温存した落合監督の采配が生きました、もし川上を出して1-2で負けていたら、北海道に行ってプレッシャーのかかった場面で、山井を先発させても勝てるという保証はないだけに、若手のここでボクが負けても川上さんがいるという安心感が試合を勝たせたと思います、数々の言動でチームの人気を下げた落合監督ですが、投手の枚数を揃えているということ以上に、彼の監督としての能力の高さを感じます。
監督としての能力を考えると、ワールドシリーズを制覇したレッドソックス相手に3勝1敗とリードしているのに、エース・サバシアを一度負けた今季のナンバーワン投手ベケットに当てたインディアンズの監督とか、疲れていることがわかっているのに岡島を第4戦の8回から投げさせ、2点被弾を喰らったレッドソックスの監督より上でしょう、レッドソックスの監督はクローザーのパペルボンも8回から3連投させました。
勝ったから事なきを得ましたが、もし負けたら次の試合の継投をどうするつもりだったのか疑問です、8回はよしんば同点なり逆転されることがあっても、今季不調なドジャースでクローザーだったガニエ他で行くべきでしょう、勝てればそれでOKだし、もし負けても第5戦はエース・ベケットを登板させればいいのです、パペルボンを登板させるのは9回それも2アウトからです。
The comments to this entry are closed.
Comments
落合采配、ありゃ人生の手本だ
Posted by: 滑稽本 | November 01, 2007 10:57 PM