街角広告から風を読む、丸井の新しいカードＥＰＯＳ

久しぶりに街角広告から風を読むシリーズです <(__)>、写真は丸井の新しいクレジットカード・ＥＰＯＳのポスターです、丸井は大井町店をヤマダ電機に譲り、その替わり銀座至近の有楽町駅前に新店舗を開きました、さてその丸井がグレーゾーン金利廃止後に発行し始めた新しいクレジットカードがこのＥＰＯＳなのですが、このポスターには丸井の「マ」の字もありません。

大昔同業の歯牙にもかけなかったライバル＾＾だった緑屋は、堤清二さんの西武流通グループに買われクレディセゾンとなり、グレーゾーン金利廃止という大きな向かい風はありますが、堤清二さん引退後ウォルマートに買われた西友を切り離し、そごうと合併しミレニアムリテイリングと名を替えた、セブンイレブンの持ち株会社・セブン＆アイとも提携する同グループを離れ、みずほグループのＵＣカードを買収するまでに成長しました。

人気ランキングはどうなっているんだろう？

さて丸井のこのＥＰＯＳカード...既に重要な収益源だったキャッシング部門を縮小しています、親会社の丸井ともある程度距離を置くのでしょう、ＥＰＯＳは急減していると言われる上場企業の正規社員に頼る同業他社と違い、丸井の時代から派遣・フリーターなどの非正規社員の信用審査に強みがあると言われています。

今後は他のカード会社と同じく、女性の多重債務者供給源＾＾とも揶揄される、リボ払いを次の収益部門とする意向と思われますが、どうなりますか...他社も同じ境遇なのですが、金融庁のお節介な横槍が入る可能性もゼロとは言えず、中野本店の閉店など店舗のスクラップアンドビルドを行う親会社の丸井ともども、一見華やかですがココが意外にも試金石なのかもしれません。