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October 05, 2007

最近読んだ本で一番は富山さんの会社は頭から腐る

最近読んだ本で一番は、元産業再生機構COOの富山和彦さんが書かれた、「会社は頭から腐る」という本です、ベストセラー「超整理法」の著者で金融理論に詳しい、学者の野口悠紀夫さんが書かれた「資本開国論」も良書ですが、企業再生という修羅場を体験した富山さんの、仮説=戦略+PDCAの積み上げを基にした本には敵いません。

野口さんの本の中身は学者先生ですから仕方がないし、この本の提言はとても重要ですが、まだ検証前の仮説に過ぎません、しかし富山さんの本はすべて現場で検証されたものです、特に彼の何故日本はこの15年間も低迷してしまったかという部分の記述は、常に現場を見続けた者だからこそ書けるのです。

人気ランキングはどうなっているんだろう?

城繁幸さんの「若者はなぜ3年で辞めるのか?」も読んで損のない一冊ではありますが、バブル入社世代も失われた時代の被害者と書くなど、その後の就職氷河期世代の若者の想像を絶する苦労を考えれば、八方美人で甘ちょろい記述が随所に散見されるなど、本をベストセラーにしようという出版社の、扇情的な意図に見事にノセられています。

ブックオフ^^で手に入れた三浦展さんの「下流社会、第二章」は、図表で状況説明をしてくれるのが有り難いと言った程度で、とても本人がはじめにの最後で、下流社会論の本家本元と自称している割には中身がナイです。

さて富山さんは現場は今でも強い、トップの首を有能な人に挿げ替えれば大丈夫とおっしゃいますが、ボクは尼崎での脱線事故が象徴的に示すように、日本社会は頭に続いて身体...とくに手足がボロボロになって来ている様な悪寒がするのです。

とにかく失われた世代に出た若者たち、特にまだ30ソコソコまでなら使えるハズです、彼らをどんな形でもいいからビジネスが出来る、すなわち社会に貢献出来て、そこから金を稼げる人間に仕立て上げることだと思います。

まず日本を引っ張って行くトップ人材を戦略を持って育成し、カネボウの知識さんのように老人のしがらみを捨て抜擢すること、そしてその手足となるべき現場の歩兵部隊を、新卒に限定せず、今のフリーターから登用し養成することだと思います、もっともっと智慧を出して欲しいです。

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Tracked on October 08, 2007 09:02 AM

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