食品などの生活必需品インフレが止まらない
昨日ニュース番組をみていたら、額賀財務大臣が消費者物価指数の下落をみて、デフレが収まっていないと言っていた、でも生活必需品は逆にインフレです、資源不足から来る食品原料の石油代替で、今パンとかマヨネーズなど、庶民の生活に直結する食品の価格上昇が止まりません。
薄型テレビなどのハイテク製品の急ピッチな性能向上によるみかけのデフレが強烈で、食料品のインフレが隠されているのです、低価格のコンビニ弁当も、それを支えているのが外国人などの低賃金で過酷な労働ですから、今後の労働需給逼迫で価格維持は困難と思われます。
資源不足で生活必需品価格は急騰し、労働需給のさらなる逼迫により、人によるサービスが主体の外食産業とか病院、介護事業のコストは増大します、労働には正当な対価を払うべきですので、効率化を推進するのは当然ですが、サービス価格の上昇は受け入れなくてはいけません。
強烈なデフレとインフレが混在する世の中を、どのようにドライブして行くのか政治の責任は重大です、その意味で与野党が衆参で逆転しているという、今の政治状況が追い風になることを期待します、政治が不安定と言う人もいますが、自民党の一党独裁より遙かにマシだと思います。
《追記》
今フジの報道2001で自民党の伊吹さんが、民主党の消費税を上げないという年金案は、富裕層が支払う所得税と企業の法人税から出る、これを認めるのかと言っていた、ボクはこれを認めるでいいと思います、そのことを粛々と実現するのが政治です。
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