壮麗な墓標となる鴨葱...@新宿高島屋
仕事の帰りに今日リニューアルオープンした新宿高島屋に行って来ました、一言で言うと表題の通りになります、構造的にグランドフロアとなる2階はとても素適です、入って右側にジュエリー売場がありますが、ショップのカラーを使わせない伊勢丹メンズ館に似た造りで、小さな看板くらいは使わせたらどうだと思いますが、お洒落な紅の高島屋のローズカラーと落ち着いた茶色のコントラストが似合っています。
★新宿高島屋リニューアルオープン前日^^の風景(03:42)
サザンテラス口から新南口へ
★新宿高島屋リニューアルオープン当日の風景(01:59)
左上の写真は2階正面のモニュメントです、一つ下に降りた1階も悪くありません、何故か閉っていましたが正面にフォションのカフェ、右手がロエベでその奥がサマンサタバサなどが入っている小物...何よりも奥の化粧品売場の通り抜けにフレグランスバーがあるのがイイ、グランドフロア前面が化粧品売場となっていた上野松坂屋とはマーチャンダイジングが違うと一瞬思いました、でも上層階に上がるにつれそれが幻想だったとワカルのですが...
では上層階がどうなっているのか、ここは正直百貨店ではありませんでした、一言で言うと亜流の六本木の東京ミッドタウン...平場がほとんどなく、著名なブランドのインショップで溢れていました、1/3くらい高島屋自主運営の売場があるハズと思っていましたが、ボクの貧弱な目ではヨウわかりませんでした、正直とても残念な気分になりました。
そして百貨店と言えば富裕層にフォーカスを当てるのは当然なのですが、二極化の時代でリッチな人たちとプアーな人たちに分かれているとは言え、ミドル層にまったくフォーカスを当てていないように感じました、よくヨーカドーとかジャスコの衣料品売場に買いたいものがないと言われますが、ココではミドル層が買えるものがない、そんな印象を受けるような売場構成でした。
まあ新宿にある百貨店の中で、伊勢丹を別にすれば楽に2位をとれると思われていたのに屈辱の4位...つまり小田急にも京王にも負けてビリケツです、新宿と言う場所は日本の百貨店の中で、一番マーチャンダイジングに長けていると言われる、伊勢丹と対峙するトコですが、その売場作りの難しさを感じさせました、大丸と松坂屋が経営統合しましたが、百貨店の場合は規模ではなくマーチャンダイジング力の方が重要だと思います。
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