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January 08, 2007

2-6-2の法則とウォーフォータレント

世の中に2-6-2の法則ちゅうのがある、雇用問題で言うと上の2割は仕事に欠かせない人、中の6割は取替え可能だが上の2割の実働部隊として必要な人、下の2割は企業にとってイラナイ人である、上の2割が他社に去ると中の6割から上の2割が生まれて来るが、会社としてのレベルは大きく下がる、なら下の2割を削減すると中の6割から下の2割が生まれ、会社全体のレベルは大きく上がるハズだ

でも下を切るのは1割に止めておかないと、中の6割に動揺が走り会社はガタガタになるのだそうだ、会社は上の2割に十分なおカネを払わないと駄目になる、今優秀な企業はどこもココの人材を集めるために躍起になっている、「ウォーフォータレント(才能を求める戦争)」と言うらしい、少子化の時代にはココに凄まじいカネがかかる、現在好調な企業の多くは下の1割を切り中の6割に払うカネを抑えて来た

人気ランキングはどうなっているんだろう?

さて昨日の朝のテレビで竹中さんが八代さんみたいなことを言っていた、格差問題は貧困問題であると言うのは正しい、でも正規社員と非正規社員との同一労働同一賃金を実現するために、正規社員の給料を下げるという発想は如何なものかと思う

確かに10年前は日本の組合が正規社員の給料を守っていた、でも最近は労働分配率が大幅に下がり、且つ成果主義で企業が上2割へ重点的におカネを配分しているため、中の6割はそんなに恩恵を受けていないハズだ

連合などが主張するように中6割の人に大盤振る舞いをする必要はない、自分で上2割に上がって高い報酬を勝ち取るべきだ、でも今の給与を下げるというのは彼らの労働意欲を下げるだろう、このことで下が2割から3~4割に増えたら大問題になる

ボクが切に願うのは仕事の質が中で給与が下の人、いわゆるワーキングプア、フリーターと言われている非正規社員に払うカネを、今の正規社員に払うカネと同じ、イヤ直ぐに解雇できるという意味では、本来正規社員より高いカネを払う必要がある、コレを実行すると会社のレベルが大きく上がると思う

最後に申し添えておけばイラナイ人にも3種類あるらしい、その会社のファンクションとしてイラナイ人、性格的に企業文化的にその会社と合わない人、そして本当に本当に駄目な人である、自分が最後に分類される人とは違うと思って頑張りたい、転職を奨励するワケではないが、中の6割の人でも他社に行けばいろんな意味で上2割に入る鴨葱ということでひとつw

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