ラグビーはアマチュアスポーツの原点に戻れ!
関東学院大が3年ぶりの大学日本一!早大の3連覇を阻止とのこと、この6年連続の対戦ですが今年は関東学院が勝ったようです、ラグビーの人気は12月初旬に行われる早明戦のチケット入手が困難だった時代は遠い昔になりました、最近は正月に行われる大学選手権もガラガラで人が入らないのだとか...これについてサッカーのJリーグ発足によるプロ化の影響とおっしゃる方もいます、確かにその傾向は否めません
昔明治に吉田さんという名ウィングがいました、彼が当時1月15日だった成人の日に、社会人と大学のチャンピオン同士で行われた日本選手権で、明治が当然のようにボロ負けの中一人縦横無尽に走り回り、相手のトライを未然に防ぐタックルをしていた姿が今も目に焼きついています、社会人では名門とは言えない伊勢丹に行ったのかな...彼ならもしラグビーがプロ化していたなら、3億円が当り前という高給取りのプロ野球を別にすれば、キングカズ最盛期の年棒2億円に届いていたかもしれません
今はそういう優秀なアスリートがスポーツとしてのラグビーを選ばないから低迷していると人は言います、でもラグビーは欧州では貴族が戦争に替わり自分たちの強さを誇示するモノです、階級社会のヨーロッパでは彼らはフットボールと呼ばれるサッカーには目もくれず、もっぱらラグビーかポロを観戦するのではなく、アマチュアとして自らやるのだそうです、日本でもラグビーはそういう楽しみ方でいいのではないでしょうか?
ハイ目的は国立を満員にすることではなく、秩父宮で仕事を別に持つ人たちがアマチュアとしての最高峰を競えばいいと思います、そういうことを実践し三井住友銀行で将来の頭取を嘱望されていた、ラグビー界の運営面でもエース的な存在であった宿沢さんが急逝されたのは大きかったかもしれません、ラグビーはアマチュアスポーツの原点に戻れ!ということでひとつ、ただまあW杯での大敗の連続ダケは勘弁していただきたいモノですが...
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