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October 03, 2006

焦眉の課題はフリーター・団塊ジュニアの戦力化

Jinko_piramid テレ東WBSによると企業の大学新卒の求人数が、今年はバブル期並みの80万人台に戻ったのだそうです、10年前の暗い時代には約40万人ですから倍も違うんですね、ここで左の2年前の人口ピラミッドをみていただきたいのですが、10年前の22歳はこの図でいくと30歳...ちょうど団塊ジュニアの世代で、大卒以外も含めると男女併せて総数で200万人くらいいます、で今年の22歳は20歳ですから約160万人ということになります、求人が40万人も少ないのに人口は逆に今より40万人も多かったワケです

そしてこの図をさらにみていくと今から5年後の22歳(この図の15歳)はだいたい120万人になっています、今は団塊ジュニアたちが子供を産む年齢ですから、出生率は減っていてもジワジワ下がっているダケでほぼ120万人を維持していますが、団塊ジュニア世代から15年も経つと40%も子供を産む人たちが減ることになります、このまま出生率が上がらなければ年間の出生数が明らかに100万人を切るなということがわかります

30代に忍び寄る心の病 熱い40代、冷めた20代の間で

人気ランキングはどうなっているんだろう?

こうしてみるとこれからの若者は数字上はそう就職の心配をしなくていいことになります、焦眉の課題はフリーターとなった団塊ジュニアの戦力化にありと言えるでしょう、さて課題はまだまだあります、それはこれからの子供たちが例のゆとり^^&競争排除時代だからです、彼らの学力低下は著しいのですが、文部省とか教育委員会が責任を擦り付け合いなかなかその現状を明らかにしません

教育の問題の本質は安倍さんとか石原の爺様の言う様な愛国心とか道徳ではありません、日本人の基礎学力が落ちていることにあるのです、教師たちがたっぷりとボクらがない夏休みをもらいながら、自分たちもサラリーマンのように土日休みたいとか、どこぞの馬鹿が徒競走で順位を付けないなどと言い出したツケがそろそろ回って来そうです罠、恐ろしい話しです

《追記》
> ひょっとして「焦眉の課題」?←ハイ

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Comments

>愁眉の課題

ひょっとして「焦眉の課題」?

Posted by: 佐藤秀 | October 05, 2006 08:42 PM

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