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October 09, 2006

JRAは至宝ディープを潰すつもりか

ディープ天皇賞参戦!ローテ問題なし、東京競馬場に移動とのこと、天皇賞の参戦そのものは中3週ですから問題はありません、でも仏GI凱旋門賞の後に日本で天皇賞、JCそして有馬記念とGI3連戦に出走するのは明らかに無謀です、もし天皇賞に出走するなら最後の有馬記念は回避すべきです

JRAがこの秋のGI3連戦にディープを参加させるために、ヨーロッパでの試走をさせなかったとしたら、彼らは競馬を知らないということになります、凱旋門賞はいかにディープといえど行くだけで獲れるような甘いレースではありません、もしJRAがこの秋ディープにGI4連戦をさせたら、ボクらは暮れの中山競馬場で日本競馬最大の悲劇をみる可能性があるんじゃないでしょうか?

人気ランキングはどうなっているんだろう?

しかし陣営が本気で凱旋門賞を獲る気なら、何で去年三冠のかかった菊花賞を回避してまでも、ダービーの後直ぐ渡欧しなかったのでしょう、古馬との3.5kgという斤量差を生かせたハズです、そして今年獲る気であったなら6月下旬の宝塚記念を回避して、9月にヨーロッパでのステップレースを使うべきでした

また来年挑戦の意志があるのかもしれませんが、馬は生き物で屈腱炎に罹ってしまった砂のディープと言われた同一馬主のカネヒキリのように、ディープといえど来年この調子を維持できる保証はないのです、馬主の金子さんは生涯最大のチャンスを既に逃してしまったのではないでしょうか?

《追記》
> 無理に顔見世興行をさせる体質だけは変わっていないと感じてしまいます←あのときはきくところによると、どうしても関西のファンに最後の顔見世をするために、冬の寒い日に極量の62.5kgを背負わされたのだとか...あれからハンデ戦で一流馬の背負う斤量は最大で59.5kgという不文律ができたらしいです

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Comments

古い話で恐縮ですがテンポイントの悲劇を思い出します。宿敵トウショウボーイと伝説の有馬記念を戦った後、海外遠征への顔見世として日経新春杯に出場させられたあの悲劇です。

当時とは日本の競馬界はレベルも環境も違いますが、無理に顔見世興行をさせる体質だけは変わっていないと感じてしまいます。

Posted by: Yosyan | October 10, 2006 03:10 PM

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Tracked on October 10, 2006 04:09 PM

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