アメリカなどでの臓器移植の暗部
さなえさんと五番館のつぶやきさんが臓器移植の話しをされていたので、ちょっと小耳に挟んだことをひとつ、但し裏付けはとっていないワ、お二方の記事と重なってるワのオンパレードだと思います、それはある雑誌(←ワスレマシタ<(__)>)に書いてあったのですが、アメリカの臓器移植がハリケーンカトリーナで浮き彫りになった貧困層とかまだ貧しい新興国の子供たちの、乳幼児の段階での人身売買によって支えられている面があるらしいつうことです
「彼らは裕福な家庭に生まれた子供たちに、自分たちの臓器を提供するためだけに生まれてきた」というくだりを読んだ瞬間、ゾクっと身震いするとともにその言い知れない暗部に物凄く暗澹たる思いを感じました、もちろんあっても極一部でしょう、でもこんなことは有り得ないと言えない自分が無性に哀しいです、そしてこのことは何もアメリカに限らないと思います、マウスで人の臓器を造るのはいいでしょう、でも貧乏人とはいえ彼らは一個の人間(ヒューマンカインド)です、事実はどうなんだろう?どうも両極端のレポートしか目にしないようですが...
《追記》
コメントありがとうございます、アメリカでは不法移民のストライキなど従来貧乏だと言われていたヒスパニックの力が強くなっているようです、黒人の社会進出もみられプーアホワイトなる言葉も生まれています、ただ昨日も書きましたが景気は高所得者の動向によってのみ左右されるようです、結局は以前は貧乏だった人たちがどう声を挙げるかにかかっています、どうなるんでしょうネ
《追記2》
コメントありがとうございます、ボクは両親が比較的若死にして死を目の前でみました、だからかもしれませんが生への執着心が少ないです、ま逆になる方もいらっしゃるとは思いますが、他の人の生を奪ってまで自分が生きたくないです、正直脳死を認めてまで臓器移植を進めるのは如何なものかと思います、それより自分が動けなくなり介護を受けてまで生きていてよいものかと...ハイ動けなくなるとき、遊べなくなるときに苦しまないで死にたいですね、でも家族に「貴方が生きているだけでいいから」と言われればその限りではありません
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Comments
さなえさんがおっしゃっていたスマトラ沖大地震およびインド洋津波被害地域で起こっていたことと同じことが、ハリケーン被災地域で(しかも、ハリケーンとは関係なく)起きているという話ですね。確かに、あり得る話だとは思うのですが、きちんとしたジャーナリストによる取材が欲しいと思います。とは言え、政治と無縁ではないジャーナリストはそうそう書けないんでしょうね。うーん。
Posted by: 5号館のつぶやき | May 10, 2006 06:45 PM
人間の部品ビジネスが実際に稼働しているわけですし、こんなものどう考えても冒涜としか思えないんですよ。効率的に利用しようなんて、人間の皮でスタンドの傘を作ったり、脂肪で石けんを作ったナチスと重なって見えてしまう。一人の人間を助けるためには他の人間を犠牲にして良いのかとか、死んだら物なのかとか、肺の場合は移植後の5年生存率が50%を切るのに移植を勧める必要があるのかとか、もう少し議論が必要な気がします。
Posted by: さなえ | May 11, 2006 11:46 AM