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April 26, 2006

何故日本の物価が高いのか?

今日のテレ東WBSをみて何故日本の物価が高いのか、その一端をあらためて認識しますた、日本の農業特に首都圏の酪農は恐ろしく非効率のようです、今でも牛乳の流通って外国産はおろか日本国内でもブロック制で、例えば北海道の牛乳はチーズとかバターなどの加工製品でないと東京で販売できないらしい、このため中国とかインドの経済発展を契機に世界中でチーズなど乳製品の需要が爆発的に増えているのに、北海道では牛乳を廃棄しているらしいですワ、このため東京都民はド高い牛乳を飲まされているワケです、いくら食料の自給率を増やすためとはいえアフォな話しですね

首都圏の農家も生きて行かなくてはいけなかったので、直ぐに撤廃するのは無理だったのでしょう、それはわかります、でも3年間程度の移行期間を設けて規制を撤廃するようにしないと駄目ですね、国民のなけなしの血税から農家に補助金が垂れ流されているような状況は看過できません、昨日のWBSで農業に従事している人が減っているのが問題というようなことを言っていましたが、農作物の収量が減るのは確かに問題ですが、人が減るのは問題とは言えません、ロボットなどを使って機械化を進め、狭い土地に即した農業にせねばならないと思います

人気ランキングはどうなっているんだろう?

《追記》
コメントありがとうございます、死に行く者を補助金で延命させても意味はありません、まだ力がついていない者をある一定期間援助するものであるべきです

再コメントありがとうございます、とにかく日本の農業をどうするのかもっと真剣に考えないと駄目ですよ

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Comments

一応農業に携わっている(父の代で人に預けましたが)者から言わせると、これだけ不況が長いにもかかわらず農家の人口が減っているのは儲からないからです。農家で食べていくには努力と才能ともう一つ運がいります。農協がお金を貸すので、一見何とか食べていってるようには見えますけどね。ちなみに専業農家の平均の借金は1千万を超えていたと思います。返せなくなって、土地を取られて、農業を辞めるというパターンも多いですね。補助金、補助金といいますが、払っている固定資産税分ももらえませんし・・・。土地がなかったら家もどんなに楽なことか。

Posted by: シルバニア | April 26, 2006 07:48 PM

言いたいことはわかりますが、それだと農作物の収穫量が減るのは仕方のないことではないでしょうか?企業のように勝った者が負けた者を吸収して大きくなることができるのなら収穫量は減らないでしょうが、現実は荒地が増えているだけですし・・・。余知られていないことですが、水田が一度荒地になったら収穫量を戻すためには一世代(一説によると100年)かかります。日本の水田というのは何百年にもわたって土を作ってきた結果の収穫量なのです。いったん減反を経験するだけで収穫量はがたっと落ちます。それを補うためにはお金をかけて大量の肥料をやる必要があります。ちなみに山もそうで定期的に手入れをしていない山は元に戻すためには数十年の月日が必要です。治山をしてもなかなか効果が上がらないのもそのためです。
 逆に言えば国が農業を国営化して自給率を上げようとしても、そう簡単には上がりません。1年間ほっといた土地は10年はせいぜい7割の生産量しかないでしょう。もちろんそういう土地はもはや経済的に独立採算が取れるものではありません。

Posted by: シルバニア | April 27, 2006 06:22 PM

何回もコメントしてすみません。
あんまり考える必要はないと思います。給食をパンではなくご飯にするのと米を輸出できるようにするだけで十分です。もっともそれが難しいといえば難しいんですけどね。
 後、多分普通の農家は国からの補助金はもらっていないですよ。家も災害時にもらっただけですからね。それもほとんどは共済金だったと思いますし、棚田の保存とかもボランティアですしね。どこに消えているのかは不思議ですが。

Posted by: シルバニア | April 28, 2006 09:30 PM

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