大政翼賛会は日本を滅ぼす
[木村剛のコラム] 大連立に期待する!とのことだが、この意見には苦言を呈さざるを得ない、木村剛さんとも思えない発言である、撤回を要求汁!(怒)、オレは親父からそして祖父から、日本を太平洋戦争の闇に迷い込ませたのは近衛文麿さんらの提唱した大政翼賛会だときいている
東条英機さんを中心とした軍部も悪い、でも基本はただただ軍略に失敗し日本を敗戦に追い込んだだけだ...ト、その軍部の暴走を大政翼賛会は止められなかったワケだ、では今日本政治が何故駄目なのか、それは自民党の一党独裁政治が50年余も続き、政官財がパーペキに癒着しているからである
政治を正常化するには、そしてクリーンにするには二大政党制がベストである、このことはアメリカそしてイギリスをみても明らかです、おっしゃるように民主党には自民党から出たくても地盤看板などがなく、二世議員の厚い壁に阻まれ自民党から選挙に出られなかった輩が多い、川条しかさんなんてその典型だろう
はっきり言えばもし民主党が政権を獲っても、小泉政権のアメリカかぶれの行き過ぎの新自由主義の是正は必要だが、大きく政策を転換する必要はないということだ、政策が骨抜きにならず骨太のまま実行できればいいのだ、でも自民党政権は政官財の癒着、そして金主の大手企業に手足を雁字搦めに縛られている
だから彼らの業績に悪影響を及ぼす非正規社員の待遇改善には手をつけられない、これでは格差社会が拡大するわけである、そして道路公団改革、郵政の民営化...小泉さんが構造改革と呼んだものはすべて骨抜きである、これは小泉政権の弱みではなく自民党政権の弱みである、このことを理解せねばならない
イギリスの労働党ブレア政権の政策をみよ、日本の社民党、共産党みたいな卓上の空論は言っていない、保守党サッチャー政権の政策をある意味引き継いでいる、アメリカの共和党も民主党も外交はともかくその内政に大きな差はない、ていうか差をつけられないと言われている、「大政翼賛会は日本を滅ぼす」このことは中曽根さんなど自民党の方も言っておられることである
《追記》
コメントありがとうございます、おっしゃるように「国民の支持を失えば政権を失う危機感が大切」だと思うんですよね、それと政権が交代することによって政官財の癒着、特に政管の癒着がなくなると思っています
《追記2》
TBありがとうございます、おっしゃることが事実である可能性は結構ある罠、そうなったときに我々庶民はどうせいつうじゃ、でも今の与党にこのまんま任せるわけには参らん、彼奴らから3~4年政権を剥奪せねば世の中良くならんワ、選択肢のない選択でつか?ぶっ叩きの言い放しじゃなくてそこのご意見が大切じゃよ
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Comments
そうですね、民主党でも、第2自民党でもいいから、いつでも国民の支持を失えば政権を失う危機感が大切なのかもしれません。その危機感がクリーンな政治家を育てる土壌になるような気がします。
ただし分裂新党騒ぎのガラガラポンでの新政権樹立はやめて欲しいですね、路線が似た政党であるのは構いませんが、選挙で負ければ間違いなく下野するのが肝心ですからね。下野する無念さが政治家を育てる気もしています。
Posted by: Yosyan | March 07, 2006 06:08 PM